2009年03月18日

秋田丸魚 シジミ産地偽装 行政処分の内容を掲示しなかった秋田県の"都合"とは?(4) ずいぶん忙しいんだな秋田県

※同記事は拙ブログ「食品偽装 点と線」でも同時掲載中。
http://shokuhingiso.blog23.fc2.com/


 そして、私が秋田県へ送ったメールの内容はコレ。

修正に関しましては、一消費者である私のことで対応をして頂きました事はたいへん恐縮しております。

このたびの件で少々思うことがございます。
JAS法違反の行政処分の公表、非公表に関する件は今まさに大きな議論の中心となっている事柄であります。ご存じかとは思いますが、今後は「(改善)指示」ばかりでなく「(改善)指導」も企業名が公表されるという方向性にあると認識しております。

貴県は食品偽装に関しては過去に大きな経験を積んでおられますが、経験が全く生かされていないように感じました。

以下の点を最後の質問とさせていただきます。

・私の指摘の結果としてHP上に掲示されて形になりましたが、指摘しなかったらこのまま掲示されないままだったのでしょうか?

・JAS法による(改善)指示は文書と合わせ企業名を公表し、一定期間消費者が閲覧しやすい状態にするというのが農水省の処分発表の基本であり、地方自治体も準じるべきとされています。
 意図的かつ恣意的に掲示しなかったと捉えることも可能ですが、そのような意図はあったのでしょうか?

 以上、再々でたいへん恐縮ではございますが、ご回答を頂きましたら幸いでございます。

何卒よろしくお願い申し上げます。


 どのような返事が来るかとてもワクワクしていたのだが、秋田県から届いた返事はコレ。

ご質問の件についてですが、

 県においては、公表した情報については、原則として県のホームページに掲載することとしておりますので、今回の案件についても、近日中に掲載することとしていたところです。

 今回の案件について、ホームページの掲載が御指摘後となってしまったことが、
意図的に掲示しなかったと受け止められたとすれば、当方の配慮が足りなかったと考えております。

 今後とも秋田県行政の運営にあたりまして、ご意見賜れれば幸いです。


 なるほど、近日中に掲載する予定だったということね!
 農水省でも他の地方自治体でも、処分当日にHPへ掲載しているにもかかわらず、なんとも驚き。

秋田県って相当忙しいに違いない


 行政処分日が3月13日、HP掲載日が3月17日。
 そりゃ土日挟んでるけど、フツーの感覚なら、なるべく早くと思い、土日より前にきちんとしなきゃと思うだろう。

 何故なら、偽装された商品の多くは、リコール(回収)対象となることが多いから。

 回収する事となれば、当然、消費者にいち早く情報を正確に伝えるべきだろう。偽装の内容によっては、健康被害の可能性だってある。
 そのため行政処分の資料は、当然重要な位置となる。

 「近日中に掲載しようと思った」と悠長なことを言う秋田県は、果たして、消費者のほうを向いていると言えるだろうか?

 秋田県の対応について、どのようにお感じになるかはお任せしたい。私は少なくとも、食品偽装が、いつまでも後を絶たない理由のひとつではないかと確信した。
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posted by 苦労する大場 at 21:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | 食品偽装

お詫び訂正

昨日の記事を、私が誤って「山形県」と記載していた件
正しくは「秋田県」です。

うっかりとはいえ"不適正表示"であった事をお詫びします。
該当箇所は既に修正しております。

山形県の人にはたいへん失礼しました
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posted by 苦労する大場 at 21:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 食品偽装

2009年03月17日

秋田丸魚 シジミ産地偽装 行政処分の内容を掲示しなかった秋田県の"都合"とは?(3)資料不掲示を秋田県が認めた

※同記事は拙ブログ「食品偽装 点と線」でも同時掲載中。
http://shokuhingiso.blog23.fc2.com/


 間髪入れず、再度質問メールを送った。

掲載場所をありがとうございました。お手数をお掛け致しました。

ところで、追加質問させて頂きます。

掲示位置があまりにも不親切としかいいようがないと言いたいのですが、
そもそも、この掲示は、2009年3月13日登録とありますけれども、
掲示は13日に行われていたのでしょうか?

私が見たがぎりでは、昨日の段階でこのような掲示はなかったような気がします。

何卒よろしくお願い致します。


 このようなメールを送った。

 しかしあっさりと、掲示していなかった事を認める返事が届いた。
 届いたメールの内容。

指示・公表時には、ホームページに掲載をしておりませんでした。
しかしながら、他の例からも掲載の必要があるとし、
本日、手続きをとりました。

掲載月日について、こちらで指示の月日を入力したため、3月13日になっており
ました。

ご説明が足りず大変申し訳ありませんでした。
よろしくお願いします。


それにしても、なぜホームページに掲載しなかったのかの説明が欠落しているし
なんとも解せない・・・
食品偽装問題が後を絶たない原因の一つが、そこにあるのだから。

 そしてさらにメールを送った。続きは明日以降。返事が来たら、報告したい。
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秋田丸魚 シジミ産地偽装 行政処分の内容を掲示しなかった秋田県の"都合"とは?(2)秋田県へメール質問

※同記事は拙ブログ「食品偽装 点と線」でも同時掲載中。
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 なぜ、改善指示の行政処分の文書が秋田県のホームページに見当たらないか。

 発表資料の書き写ししかできないマスメディアにはなんにも期待していないから、私はさっそく行動してみた。

 ご存じ無い方のために解説すると、JAS法による行政処分は、農水省では「(改善)指示」の場合は指示文書とともに、企業名を公表することになっている。

 地方自治体が行う行政処分は、農水省の基準に従い対応することになっているのだけど、地方自治体は、発表を控えたり公示してもすぐに削除したりと、消費者よりも地元産業を優先するかのような対応を取り、しばしば問題とされてきたんである。

 秋田県へメール送信。昨晩(2009/03/16)。
 送信した内容はこのとおり

各メディア等で報道されております件で質問させて頂きます。

秋田丸魚のシジミの不適正表示について、各メディアより、
貴県より行政処分(改善指示)の通達がなされたとの事でした。

サンケイの記事
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090313/crm0903132136039-n1.htm

この情報について詳細を確認したいのですが、秋田県のホームページ内で
この事に関する書類を見つけることはできませんでした。

たいへん恐れいおりますが、該当記事の場所をご指示頂けますでしょうか。

何卒よろしくお願い致します。


 そして翌日。なんと返事が届いた。お昼12時すぎ。

 個人名、電話番号などは伏せ字とさせていただく。

メール頂きました。
しじみに関するJAS法による指示についての
秋田県ホームページ内の掲載場所をお知らせいたします。

トップページ>組織別案内>農林水産部>秋田の食販売推進課>調整・戦略推進班
にあります。

http://www.pref.akita.lg.jp/icity/browser?ActionCode=genlist&GenreID=1206498908333

こちらで入れますのでご覧ください。
よろしくお願いいたします。

秋田県農林水産部 秋田の食販売推進課 調整・戦略推進班 ○○
(XXX−XXX−XXXX)



 おーどれどれ?あっ出てる!「JAS法による指示について」って出てるようんうん。気がつかなかったなぁ〜 

 いやいや、確かに、昨日見たときはこの記載はなか無かったはずだ。[2009年3月13日登録](※のちに修正)とあるから、私の見過ごしかもなぁ〜

 そういうときは、最新テクノロジを使う・・・といっても、グーグルのキャッシュ機能のことだけど(笑)
http://209.85.175.132/search?q=cache:KdYtkIaxuOoJ:www.pref.akita.lg.jp/icity/browser%3FActionCode%3Dgenlist%26GenreID%3D1206498908333+%E8%AA%BF%E6%95%B4%E3%83%BB%E6%88%A6%E7%95%A5%E6%8E%A8%E9%80%B2%E7%8F%AD&cd=3&hl=ja&ct=clnk&gl=jp
 上記がキャッシュ。ほらね。

 キャッシュの日時が「2009年3月14日 08:22:10 GMT」だから、日本時間にして2009年3月14日17:22:10のキャッシュということになる。行政処分は3月13日だから、少なくとも処分日の翌日までは、公示されていなかったことになる。

 私の見過ごしではないという気持ちは、確信に変わった。
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posted by 苦労する大場 at 23:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | 食品偽装

秋田丸魚 シジミ産地偽装 行政処分の内容を掲示しなかった秋田県の"都合"とは?(1)偽装の内容

※同記事は拙ブログ「食品偽装 点と線」でも同時掲載中。
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露産を茨城産に シジミ産地偽装で改善指示

 IZA!より引用
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/231443/
2009/03/13 22:02更新

 ロシア産のシジミを茨城県産と表示して販売したなどとして、秋田県は13日、水産物卸売業秋田丸魚(秋田市)に対し、日本農林規格(JAS)法に基づき、改善を指示した。

 同社は、鮮魚部の男性部長代理(51)が1人で偽装したとし、石黒功一社長が「監督不行き届きだった。申し訳ない」とコメントした。

 県によると、秋田丸魚は昨年10月から今年1月にかけ、シジミの納品書に茨城県産とうその記載をしたほか、口頭で青森県産や茨城県産と説明するだけで、少なくとも6.6トンを秋田県内の業者に販売した。

 県は1〜3月に任意で8回、同社に立ち入り調査した。


 1人で偽装をしたらしい・・・信じる人手ぇ挙げて〜〜!

 「昨年10月から今年1月にかけ」というのは、おそらく調査で判明した期間と思われる。それ以前にも偽装を行っていたのではないかと考えるのが自然だろう。

 それと、この量。シジミ6.6トンってどれくらいの量なんだろう。かなりの数量だし、普通じゃない。
 楽天で活しじみ500g=950円というのを見つけたので、この価格に合わせて計算すると、

 シジミ6.6トン=1,254万円分が、たった4ヶ月間で偽装されたまま流通されたことになる。

 短期間にこれだけの量。「1人で偽装した」という説明には無理があるように思えてならない。

 そうはいっても「申し訳ない」とコメントしているからなのか、記事を書いた記者のツッコミのなさにも不満。

 詳細を確かめようとして、秋田県のホームページへ見に行ったら、該当リリースは見当たらない。

 どうなってるんだろう。秋田県はもしかすると、比内地鶏の偽装を忘れたのではあるまいか。
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posted by 苦労する大場 at 22:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | 食品偽装

2009年03月07日

松阪牛は本当? 三重県が調査 (北村松阪店) に見る三重農政事務所の危険性

※同記事は拙ブログ「食品偽装 点と線」でも同時掲載中。
http://shokuhingiso.blog23.fc2.com/


三重農政事務所の対応に大いに疑問。

産経新聞 IZA
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/228600/
より引用
2009/03/05 21:57
--------------------------------------------------------------------------
「松阪牛」は本当? 三重県が焼き肉店を調査

 三重県は5日、松阪牛と偽って国産和牛を客に提供していた景品表示法違反の疑いがあるとして、同県松阪市の焼き肉店「北村松阪店」に調査に入った。

 県によると、同店はメニューに松阪牛と表示した焼き肉やステーキで他県産の和牛などを出していた疑いがもたれている。

 店長は調査に対し「松阪牛が手に入りにくくなり、他県産を提供した。注文時には松阪牛ではないと説明していた」と話しているという。
 消費者から連絡を受けた三重農政事務所から2月に県に情報提供があった。

--------------------------------------------------------------------------

朝日新聞より引用
http://www.asahi.com/national/update/0305/NGY200903050015.html?ref=rss
--------------------------------------------------------------------------
「松阪牛」と偽り別の肉 三重・松阪の老舗焼き肉店調査
2009年3月5日22時50分

 三重県は5日、同県松阪市の老舗(しにせ)焼き肉店「北村 松阪店」が、「松阪牛」と偽り別の国産牛の肉を客に提供していた可能性があるとして、景品表示法違反(優良誤認)の疑いで立ち入り調査した。

 県消費生活室によると、08年12月から3カ月間の仕入れ伝票を調べると、松阪牛の仕入れは1割程度で、残りは宮崎産や三重県産などの別の国産牛の肉だった。調査に対し、山中耕平店長は「松阪牛の定義が厳しくなった02年ごろから松阪牛が入手しにくくなった」と話しているという。

 2月下旬に、東海農政局三重農政事務所に「松阪牛と感じられなかった」と消費者から届けがあり、県に連絡が入った。「北村」のホームページでは「当店で使用しているのは、すべて松阪牛です。本来の味を楽しむことに徹しています」とうたっていた。

--------------------------------------------------------------------------

 消費者からの連絡。よくある内部告発とは違うようである。
 問題は「松阪牛と感じられなかった」との情報提供があったから調査をしたとの事。本当だろうか?

 言うまでもなく味覚は万人共通の水準ではない。

 もちろん結果として偽装が確認されたなら、それはそれで大事なことだ。

 しかし、本当だとしたら、三重農政事務所の調査は問題であると言えまいか。

 何故、疑問提起するかわかるだろうか?

 今のところ情報が少ないので断定表現は控えたいところだが、人間の味覚だけを論拠に調査に入ったのなら、恐怖としか言いようがない。何故なら、言いがかりがまかり通ってしまうからだ。

 しかもこの記事を見る限り「調査」という表現なので、何ら権限もない「任意調査」的なものである可能性が高い。にも関わらず業者名が公表されているのは、よほど確信があるからに違いない。

 たとえば、ライバル店が一般消費者を装い「あの店の商品ブランド牛じゃないんじゃない?絶対違うと思うわ!農政事務所はちゃんと調べるのが仕事だろ!」などと言いがかりをつければ、公然と営業妨害を行うことが可能となる。実に怖い世の中になったものだ。
 
 もう一点。現行ルールでは、行政処分で会社名を公表するのは「(改善)指示」または「(是正)勧告」のときだけである。

 伝票調査で不適正表示の可能性が濃厚になったのはわかるけども、あくまで調査の段階であるならば、少なくとも、店名・企業名の公表は控えるべきだ。

 かつて長崎県の冷凍野菜の産地偽装のとき(キャセイ食品かニチエイ食品のどちらだったか失念)は、当初調査の段階では、確か「島原の食品加工会社」とのみ表現され、企業名は伏せられて報道されていた。大手食品会社が関与している可能性があったからとも言われている。

 今回のように早々と企業名が公表されることには、他の同様事例と比較しても不公平ではないかと、違和感を感じずにはいられない。
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2009年01月22日

かつお節偽装 マルトモよ「産地証明」を取ることが対策ではないぞ

かつお節大手が産地偽装表示 農水省が改善指示へ

ヤマキマルトモかつお節の偽装で行政処分(改善指示)を受けることになった。
毎日新聞が興味深い一問一答を記事にしていたので転載。

マルトモよ「産地証明」を取ることが対策ではないと言いたい。産地証明を取ることは当たり前。愚の愚の対応だ。
では本質は何か?、私は会社の組織体制ではないかと推察している。

毎日新聞より引用
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20090122k0000e040087000c.html
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カツオ節偽装:産地証明、意識低く…マルトモ
 新たな食品偽装が発覚した−−。農林水産省が故意にカツオ節の偽装をしたとして、23日にもそれぞれ改善指示を出す方針を決めたヤマキ(愛媛県伊予市)とマルトモ(同)は、ともに大正時代創業で、業界ナンバー1、2の老舗業者。マルトモの井谷充宏専務は今月、毎日新聞の取材に対し、産地証明に対する意識がいいかげんだったことを認めて謝罪した。一問一答は次の通り。

 −−なぜカツオ節の産地を巡る問題が起きたのか。

 長年取引のある焼津市内の業者から仕入れたカツオ節約24トンが枕崎産ではなく、焼津産だった。産地証明の確認を怠った。(不正表示は)故意ではなかったが、それまで「なあなあだった」というか、産地証明はいちいち取っていなかった。

 −−焼津産を枕崎産とするメリットは。

 枕崎は昨年のNHK大河ドラマ「篤姫」の生まれ故郷の薩摩にあり、イメージがいい。昨今は産地や生産者を出す商品がブームだった。枕崎産に力を入れていたので、スーパーの独自商品にも「枕崎産」を多く提案していた。

 −−一般消費者にも商品は渡っているか?

 一部は大手スーパーの商品として既に販売されている。安全性に問題はないが、自主回収を進めており、ホームページでも呼び掛けをしている。

 −−今後の対策は。

 カツオ節を仕入れる際には、産地証明などを必ず取ることにした。また産地を前面に押し出した商品展開を縮小する方針だ。【後藤直義、松田文】

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マルトモの釈明は釈然としないものだ。しかしこういうときは釈然としないのが常であるため、やむをえないが・・・

マルトモは、かつお節業界でも非常に知名度の高い会社である。しかも会社概要によると、458名も社員がいる。この中で、異なる産地であった事を周知していた社員が全くいなかったとは、考えにくい。

気がついた社員が社内で発言できる環境ができていないか、社内のエスカレーション体制が機能していないか。偽装の本質は、社内体制の問題ではないかと。

「産地証明」をどういう方法にするのか知らないが、産地証明だって偽装することはできる。農産物や海産物ではよくある話だ。
まず、会社を再構築し、風通しの良いものにする。これが最大の改善策ではないだろうか。
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posted by 苦労する大場 at 19:59 | Comment(2) | TrackBack(1) | 食品偽装

2008年12月26日

クォーターパウンダー狂詩曲


MSN産経ニュースより    2008.12.25 22:37

マクドナルドがサクラで行列演出? 新商品先行販売で

日本マクドナルドの新作ハンバーガーの近畿先行販売が御堂筋周防町店(大阪市中央区)で始まった23日、同社側が雇ったアルバイトが行列に加わり、商品を購入していたことが25日、分かった。客の長蛇の列が話題になり、同社はこの日の同店の売上高が1店舗としては過去最高を記録したと発表していた。同社は「意図的に行列をつくるつもりはなかった」と説明しているが、消費者らからは作為的な話題作りとの声もあがっている。

 先行販売されたのは、ハンバーガーのビーフパティ(牛肉部分)が従来の2・5倍になった新商品「クォーターパウンダー・チーズ」。23日にプロゴルファーの上田桃子さんらを招き大々的にPR。店前には徹夜組も含めた長蛇の列ができ、1日で約1万5000人が来店、1店舗の店舗売り上げ高としては過去最高の1002万円を記録したと発表していた。

 同社の説明によると、アルバイトは同店のサービス内容やこの商品に対する客側の反応を調査する目的でマーケティング会社に依頼。この会社が大手派遣会社「フルキャスト」に、キャンペーンスタッフの名目でモニター募集を要請していたとしている。

 フルキャストが行ったアルバイト募集は「楽チン!新商品を並んで買って、食べるだけのお仕事!」とし、新商品発売に伴い、支給されたプリペイドカードで、飲食店で商品購入を行う内容。雇用されたアルバイトは約1000人で、このうち約300人がハンバーガーの味や接客などに関して5段階で評価するアンケートに答えていた。時給は1000円だったという。

 日本マクドナルド・コミュニケーション部は「モニタリングは“サクラ”ではなく、故意に来店者数を操作する意図はなかった。1000人分の売り上げは50万円ぐらいなので、それを差し引いたとしても、過去最高の記録は覆らない」としている。
 一方、アルバイト派遣を請け負ったフルキャストは「あくまで新商品を購入してアンケートに答えるモニタリング調査だった」としている。
(以下略)

この記事読んで、どう思う?
あーそうですか、モニタリング調査ね。じゃあいいんじゃない?
なんて思う人いるだろうか??
消費者に誤解を与えるような手法を採用したことには違いなく、悪びれることなく「それを差し引いたところで」と開き直る点が悪質である。

それに発売初日モニタリング1000人というのもおかしい。発売初日は混雑が予想されるだろうから、その前後に行うべきだろう。
消費者をだましたり、誤解をさせたりほのめかしたりして購買意欲を誘う手法は、ここ数年のいわゆる「食品偽装」と根本的に考え方が同じである。

景品表示法に抵触するかどうかは大きな問題ではない。消費者を欺こうという神経が許されるものではないだろう。

見てほしい。プラカード持った従業員のジャケットの背中。
「ハンバーガ−をナメているすべての人たちへ」
ナメてるのはどちらだったのかは、言うまでもない。

この記事を書いた産経新聞は、高い評価をしたい。
今ネットで調べた範囲では、この記事を報道したのは産経と共同だけである。産経のほうが2時間早い。大手紙では一番手であろう。

速さも大事なのだけど、新聞、テレビとも苦戦しているフジ・サンケイグループからすれば、マクドナルドは大事な広告主であるはずだ。勇気が必要だったはずである。大手紙がリリースしたことで他紙も追随すると思われる。その中にもし事実を認知しながら報道しなかったメディアがあったなら、そこは間違いなく腰ぬけメディア決定といえる。続きを読む
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posted by 苦労する大場 at 01:53 | Comment(1) | TrackBack(5) | 食品偽装

2008年12月06日

捨てるのモッタイナイ!賞味期限切れ品、スーパーで格安販売・・・に見た2つの勇気

私はこのブログを立ち上げたとき、本来は「食品偽装」を重要なテーマとして採用するつもりであった。しかし2つのブログを真剣に並行運用しようとすると、ものすごい労力がかかりたいへんなことになる。当面はごちゃまぜのブログで申し訳ない。

読売新聞もたまにはいい記事を書く。以下YOMIURI ONLINEより引用
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20081205-OYT1T00444.htm

捨てるのモッタイナイ!賞味期限切れ品、スーパーで格安販売
 賞味期限が切れて2年が過ぎた炭酸飲料が10円、1年過ぎたチューブ入り調味料は38円――。東京都江東区の食品スーパーが、「モッタイナイ商品」と称して賞味期限切れの格安商品を専用コーナーに陳列している。
 保健所から指導を受けても、「まだ食べられるものを捨てる方がおかしい。今の日本人は無駄をしすぎ」と撤去を拒否。「期限切れ」と明示しているので、日本農林規格(JAS)法違反には問えないという。
 この店は同区亀戸の「サンケイスーパー」。経営者の水野二三雄さん(76)によると、賞味期限切れの商品専用のコーナーは4、5年前、店舗の2階奥に設置した。
 1畳ほどのスペースには、ケニアの女性環境活動家でノーベル平和賞受賞者のワンガリ・マータイさんの名前と共に「平和賞バンザイ モッタイナイ商品棚」と記された看板が掲げられる。「期限切れ品」「試飲済みです。風味OK」と添え書きもある。
 置かれているのは2006年11月が賞味期限の紅茶パックや炭酸飲料など。半年〜1年以上経過したジュース類や缶詰、生産が終了した商品も。大半は100円未満で売られ、06年10月が期限のどくだみ茶は98円だった。
 ◆食品廃棄は「犯罪に等しい」、保健所は弱り顔◆
 水野さんによれば、いずれも正規に仕入れたが、売れ残ってしまった商品。本人が味見もし、品質に問題がないことを確認しているという。水野さんは、「戦時中は落ちているものも食べた。今の日本人はまだ食べられる食品を大量に廃棄しているが、犯罪に等しい行為」と話す。
 だが、各メーカーは取材に対し、「ブランドイメージに傷がつく」と困惑している。
 厚生労働省や農林水産省によると、細菌類の検出や健康被害がなければ食品衛生法には触れず、賞味期限を偽装していなければJAS法上も問題ないという。
 区保健所は度々、文書や口頭で撤去を指導してきたが、店側は従わなかった。同保健所は「品質がすぐ落ちるわけではないが、2年オーバーは想定外。商売人としてのモラルに訴えるしかない」と弱り顔だ。
 激安スーパーで知られる同店は地元では人気で、「数日ならまだしも、2年とは……」と驚く女性客(57)も、「安いから文句は言えない」と苦笑い。常連客という別の女性(56)は「買う側の責任で判断すればいい。食べる物にも困っている人なら背に腹は代えられないと思う」と話していた。
(2008年12月5日14時36分 読売新聞)

この店のオーナーは凄い。「期限切れ商品を売ってはいけない」なんてどこの法律、条例にも定めはない。「期限切れを意図的に偽って売る」からモラル的にも、JAS法や景品表示法的にも問題なのである。ならば「期限切れです」ときちんと伝えればいいんじゃない?
まさに法の網をかいくぐったすばらしい売り方。庶民の味方だ。庶民感覚とはまさにこのようなコトを言うのではないだろうか。家に置いてあった食品の賞味期限が切れていたらどうする?程度にもよるが、たとえば賞味期限が製造日の1年後に設定してあったとして、今日は1日過ぎているから廃棄しよう、という人はほとんどいないだろう。どこかの「庶民パフォーマンス」しかできないセメント財閥ボッチャンに教えてあげたいような記事だ。安いだけではない。無駄を排することは地球にもやさしいということだ。
このオーナー、決断には2つの勇気が必要であったのではないかと思う。
1)監督省庁よりイチャモンつけられないか
 だいいち「言うことをきかないヤツは別件逮捕」がまかり通るお役所柄である。対立してしまうと、関係のないところで「あれはJAS法違反だけしからん」などとくだらない権威誇示を受けるかもしれない。
2)売上減
 同じ商品を通常価格で同時に売っているわけで、本来ならばそちらを購入したはずなのに、期限切れコーナーで買われてしまう。そういう風にして売上を下げることにつながりはしないかという懸念。

こういう勇気のあるスーパー、近くにあればいいのにな。
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posted by 苦労する大場 at 23:14 | Comment(2) | TrackBack(2) | 食品偽装