2008年11月15日

そらそうよ!岡田彰布著:「頑固力」 ブレないリーダー哲学

頑固力―ブレないリーダー哲学
頑固力―ブレないリーダー哲学
著:岡田 彰布
参考価格798円
阪神タイガース岡田彰布前監督。
歴史的大敗、しかも相手はジャイアンツ・・・今だに信じられない気持だが、もっと信じられないのは、やはり岡田監督の辞任だろう。
阪神ファンの総意はおそらく「それでもようやった」ではないだろうか。
暗黒の時代を思えば、最後の最後まで優勝争いできる今の高い水準を維持できるチームを5年率いてきたのだ。
しかし指揮官みずからの決意。とにかくお疲れ様。しばらくゆっくりしてしっかり充電をしていただきたいと、一ファンとして申し上げたい。
岡田前監督が本を書いたので紹介したい。
岡田彰布著:「頑固力」ブレないリーダー哲学

この本には、今年のチーム編成の意味、采配の意味などかなり詳しく書かれている。また岡田前監督の半生も詳しく書かれている。今まで断片的だった子供のころの話から早稲田時代、阪神入団、優勝、そして挫折。詳しく時系列的に書かれた本はおそらく初めてではないだろうか。

中でも驚いたのは
1)JFKの要、藤川球児選手は、かつて戦力外の危機に瀕したことがある
2)人気があった浜中選手とオリックスの平野選手を交換トレードした理由
3)鳥谷選手を使い続けた理由。早稲田の後輩という感情は最初から全くなかったということ

一般企業でマネジメントとして応用できる要素もたくさんあった。いくつかあげてみる
1)守りのチームを作る。
 野球は7回を制することが重要。1-0で勝てるチームを作る。1-0ならば「打てなかったけど勝てた」と見ることもできるが「好投する相手から貴重な1点を取り、しかも守りきった」ともいえる。
2)殺される選手がいるなら、その補強は正しくない
 トレードの条件。何故新井選手と平野選手だったのか。この項目は要するに某球団を遠まわしに批判しているのであろう。
3)監督はマウンドへ行くべからず
 通常はコーチの仕事である。監督自ら行くのはよほどの場合を除きするべきではない。
4)長所を伸ばす。
多くのコーチはまず欠点を修復しようと試みたりするが、そうではなく長所を最大限に引き出すにはどうしたらいいかを考える。
5)責任を取る
 歴史的大敗の責任を、辞任という形でしか表現することができなかった・・・何と言っても、多くの企業や組織に欠けているのはコレだろう。

選手の使い方、育て方・・・そのままマネジメントに応用可能だ。
阪神ファンは必携の一冊に違いない。会社の管理職の方にも是非お読みいただきたい。
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posted by 苦労する大場 at 21:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | おススメの本やら雑誌やら