2008年12月27日

全日本フィギュアスケート選手権 音楽拙評

全日本フィギュアスケート選手権女子の結果は、終わってみれば今の実力がそのまま結果になったかなという感じだ。浅田真央選手三連覇おめでとう!
とても印象的だったのは

浅田真央選手
ハチャトゥリアン「仮面舞踏会」はもうすっかりおなじみ。2008年は結局この曲でオーラスとなった。今日の演技は特に後半部分、完全に貫禄さえも漂っていたと思ったのは私だけではないはずだ。

テレビのインタビューで最後に「ケガのないようにしたいです」との事であった。同年代の安藤選手が怪我で苦しい状況にある反面、この人がすごいなと思うのは、とにかくケガがどうのこうのといった話をほとんど聞かないのである。たぶん、言わないだけで、小さなゲガはしょっちゅうあるのではないかと思うのだけど、それを絶対口にしないのが凄い。

村主章枝選手
いつも音楽性と表現力には深く感銘を受ける。ラウル・ディ・ブラシオ作曲「秋によせて」という曲はあまり良く知らないが、切ない物悲しい旋律は一度聴くと忘れることができないほど印象的だ。大技を持たず、技の正確性と高い表現力が彼女の力だから、その力を最大限に演出できる曲としては実に合っていると思う。
現役最年長。今も成長し続けている村主選手は本当に凄い。

鈴木明子選手
ロシア民謡「黒い瞳」。鈴木選手の特徴として、やはり大きな目。この部分にかけて「黒い瞳」を選曲したのではないだろうか?演奏は、ジプシー調・・・あれ?ああ!これ演奏はラカトシュだ!!間違いない。ヴァイオリン弾きの怪人・ロビー・ラカトシュ。
まさかラカトシュの録音を使うとは・・・独特の弓さばき、ピチカート。アップテンポでフィニッシュ。音楽との相性も良い、すばらしい演技であった。

武田奈也選手
チャイコフスキー「白鳥の湖」。しかし、白鳥の湖といえば誰もが知っているあの旋律やアノ旋律ではなかった。使われていた部分は、確か第4幕、ジークフリード王子が、オディールに騙され結婚を誓ってしまったことを悟り、オデット姫に会いに行くシーンではなかったか(確かめようと思ったら何故か白鳥の湖の全曲CDが無い^^;;)。この部分を使うなんてなかなか渋いと思った。演技に華があると感じたのはあの笑顔のせいだろうか。

確かデュトワ/モントリール響のCDを所有していた筈なのだが・・・
↓コレ。

チャイコフスキー:バレエ「白鳥の湖」全曲
チャイコフスキー:バレエ「白鳥の湖」全曲
作曲:チャイコフスキー
演奏:シャルル・デユトワ指揮/モントリオール交響楽団
参考価格:2,400円
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2008年12月26日

全日本フィギュアスケート選手権 仮面舞踏会の次に話題になる曲は!?

全日本フィギュアスケート選手権が始まった。
ショートプログラムが終了し、GPファイナル出場の三選手が上位を占めた。
1.中野友加里
2.浅田真央
3.安藤美姫
しかし僅か2.24点の差。明日のFPはこの三選手の誰が優勝するかは本当にわからない。そういうのは見てる側は本当にわくわくする。

三選手、グランプリファイナル出場から時間があまり経っていないのに、本当に凄いと思う。スポーツ選手は大会にあわせて、自分のコンディションのピークを合わせる。長期的な集中力が必要だし、精神的な消耗度も想像を超えたものではないだろうか。

フィギュアスケートは、ジャンプや回転などの技術と、表現力が問われるスポーツだ。しかし本当に必要なのは、シーズン通して高いモチベーションを維持するための精神性をプラスできることではないかと思うのだ。

ところで、もし、安藤美姫選手が優勝したら、使用曲、サン=サーンス作曲:交響曲第3番「オルガン付き」はヒットするのだろうか?私は、「仮面舞踏会」ほどの騒ぎにはならないが、やはりヒットすると思う。とてもカッコイイ曲。

中野友加里選手が優勝したら、アダン「ジゼル」がヒットするだろうか?私の予想はノーである。なぜならば、基本的にバレエで有名な曲であり、クラシック音楽としての認知度はあまり高くないためか、CDの数は決して多くないのである。また「仮面舞踏会」ほどのパンチのある大衆ウケする音楽ではない。しかしダウンロード市場は賑わうと思う。

浅田真央選手が優勝したら?ふたたび「仮面舞踏会」のミニブームが到来するだろう。そういえばCD「浅田舞&真央 スケーティング・ミュージック2008-09」は一時期どの店でも在庫切れであったが現在は解消されている。

明日もし浅田選手が優勝したら、購入が増え、再び在庫切れとなるかもしれない・・・欲しい人は今のうち、なのかもしれない。
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2008年12月24日

相棒 Classical Collection 杉下右京 愛好クラシック作品集 本日発売

ドラマ「相棒」のクラシックコンピレーションCDがとうとう発売。
ドラマのBGMをあわせたいわゆるサウンドトラックCDはよくあるけど、このCDはクラシック作品ばかり集めてあるので趣きが異なっている。

ドラマが元でリリースされるクラシックCDというのはあまり聞いたことがないぞ。


水谷豊さんと寺脇康文さんのコンビによる「相棒」最終回の視聴率はなんと19.6%だったらしい。様々なテレビ番組が視聴率獲得に苦労している中、この数字は凄い。アイドルタレントが出ているわけでもないのだ。

残念ながら最終回は見逃してしまった。転職活動で会社説明会に行っていたのである。

安易なオバカキャラを売りにしたり、お笑いばかりが支配するようになってしまったからこそ、シリアスな本格サスペンスドラマは際立ったのかもしれない。もちろん水谷さん、寺脇さんの演技力によるものも大きい。

今回のCDはどの曲も耳に馴染むイイ曲ばかりである。クラシックの代表作品ばかりをまんべんなくうまく集めているような気がするのは偶然か?最後の第九「合唱」は偶然ではないわな!!とまれ、クラシック入門盤としても十分楽しめる一枚ではないかと思うのだ。

聴くときは紅茶を飲みながら・・・
≪曲目≫
(1トラックと19トラックは番組テーマ曲)
2. 威風堂々第1番(エルガー)
3. 愛のあいさつ(エルガー)
4. G線上のアリア(バッハ)
5. 英雄ポロネーズ(ショパン)
6. 夜想曲 作品19の4(チャイコフスキー)
7. 《冬の旅》より「幻の太陽」(シューベルト)
8. 幻想小曲集 作品73 第1曲(シューマン)
9. 交響曲第41番《ジュピター》:第3楽章(モーツァルト)
10. 交響曲第25番:第1楽章(モーツァルト) [抜粋]
11. ヴァイオリン協奏曲第2番:第2楽章(バッハ)
12. アヴェ・マリア(シューベルト)
13. エレジー(フォーレ)
14. アヴェ・マリア(バッハ/グノー)
15. カルミナ・ブラーナ:おお、神よ(オルフ)
16. アダージョ(アルビノーニ)[抜粋]
17. 歌劇《真珠採り》より「耳に残るは君の歌声」(ビゼー)
18. 交響曲第9番《合唱》:第4楽章(ベートーヴェン)


まったく余談だけど、見逃してしまった番組を、後でダウンロードして見られる方法ってないものだろうか?今の時代はそういうのをどんどん推進すべきではないだろうか?もちろん有料でかまわない。そういうニーズは多いのではと思うんだけどな。

昔のドラマとかもデータ化して、いつでも好きなときに見られるようにするとかどうだろう。フィルムを倉庫に置いたままにしてても一銭の利息も付かないのだから。
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2008年12月23日

シュニトケ「弦楽オーケストラとピアノのための協奏曲」 = 今の気分

私の住んでいるココ神戸は今の時期大騒ぎだ。
そう、イルミネーションの祭典、ルミナリエである。以前はよく行ったものだけど、殊更地元ということになってしまうと、なかなか行こうという気にならないものだ。東京の人が三社祭に行かないのと同じようなもんだ。

そもそも転職先が見つからずドロップアウトしてしまうことが決定しているのでウキウキした気分にはなりにくい。

私のように「素直に楽しんだり喜んだりすることができない人率」は、今年は多いのだろうな。・・・あ、私のブログ見にきたあなた、あなたもそうなんですか。

こんなときはほんわかクリスマス・ソングなんか聴いてられない!モヤモヤを強引に裂いてくれるような曲をセレクトし聴きたいものだ、と私のアーカイブを見渡したら、ハハハ。あったあった。

今日はそんな現代音楽を一曲ご紹介。
シュニトケ「弦楽オーケストラとピアノのための協奏曲」
単純に「ピアノ協奏曲」と記載されていることもある。ピアノ協奏曲は別に存在するので混乱しないように。
後半1/3をYouTubeで

グロテスク?よけい落ち込んだ?不協和音の連続性が美しいシュニトケの代表作のひとつ。セリー技法というらしいが詳しいことはわからん。この芸術性はなんと表現したら良いのやら。

最近の新譜をご紹介
シュニトケ:ピアノ協奏曲集
シュニトケ:ピアノ協奏曲集
作曲:シュニトケ
参考価格:2,993円
このCDの演奏者、ストローベル指揮/ベルリン放送交響楽団は、かつてシュニトケの珍しい映画音楽を録音し、CDを3枚リリースしていたのだ。ある意味今、シュニトケの一番の理解者ではあるまいか、などと思ってそれだけにコレは必ず入手したい・・・が高い^^;;
でもたぶん、そのうち入手困難になると思う。何故ならば、先に書いた映画音楽のCDは3年ほど前に出されたにも関わらず、しかし今では3枚とも入手困難になっているからである。
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2008年12月22日

ニャンクラ 聴いてみた・・・

~ニャンコが歌うクラシック~ニャンクラ
〜ニャンコが歌うクラシック〜ニャンクラ
価格:2,100円
ニャンクラを聴いてみた。
ネコとクラシック。ふたつの"癒し"がコラボしたらどうなるか?という面白い企画で全国発売のときは大いに興味を持った。
某大型CD店で視聴コーナーがあったので聴いてみた。
もしや、というかやっぱり、MIDIか何かで作成した音楽にネコの声が合わせてあるだけなのであった。聴いているうちにネコの声がリフレインしすぎて、なんだか少しずつ心地よさが下がっていく・・・100匹以上のネコの声を採取したというが、なんだかそういう情熱が勿体ないとさえ感じてしまうほどの内容だった。

パロディなクラシックとして以前ベートーヴェンの運命交響曲の替え歌「朝ごはん」を紹介したことがある。「朝ごはん」は冗談音楽として抜き出た出来栄えであった。「ニャンクラ」は企画的には面白いけど、一回聴いたらもういいかな。そんな印象であった。期待していただけに残念!
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2008年12月20日

「浅田舞&真央 スケーティング・ミュージック2008-09」 12/25入荷予定。完全にタイミングを逃したな

「浅田舞&真央 スケーティング・ミュージック2008-09」 12/25入荷予定だそうだ。
前書いた12/16日のブログ記事「私の予言は大当たり! 浅田真央選手と「仮面舞踏会」 あちこちで在庫切れ」にて、入手困難になっていたと伝えたが、どうやらようやく入荷の目途がたったらしい。
浅田舞&真央 スケーティング・ミュージック2008-09
amazonでは「2008年12月25日に入荷予定です」と表示
HMVでは「お取り寄せ - 通常ご注文後 2-3 日以内に入荷します」
iconと表示
いずれにせよ、既に予約注文されている方のお手元に届くのは早くて年内ギリギリ。
EMIミュージック・ジャパンの初回発注は完全にミスだな・・・
クラシックのCDは元々そんなに売れないし、ギリギリの枚数しか出してなかったんでしょ。1000枚とか2000枚とか。今の経済情勢からいっても冒険はしにくいのは、わかる気もする。

浅田真央選手がフィギュアスケート・グランプリファイナルの女王に輝いたのが12月13日。在庫さえあれば、一週間は余裕でしっかり売れ続けただろう。しかし店舗の在庫はバナナのように、あっという間に無くなった。
勘のいい店長ならば事前に察知し在庫確保を試みたのではないかと思うが、おそらくレコード会社に在庫そのものがなかったに違いない。

他のハチャトゥリアン作曲「仮面舞踏会」でも良いかもしれないが、多くの人は浅田真央選手の写真が入ってるジャケットのほうがいいに決まってる。
25日から店頭に並ぶなら、はっきり言って最悪のタイミングとしかいいようがない。そう。クリスマス騒ぎも終わった頃で、みんなの頭の中は完全に年末年始モードなのである。
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2008年12月19日

ラフマニノフ・コンプリート・エディション 全てが手に入る28枚セットが7947円には参った!

ラフマニノフファンへ朗報。
作曲家ラフマニノフの作品数は決して多くない。約80年生きたのに作品番号は45までである。多くない理由のひとつが、ピアニストとしての演奏活動のため多忙を極めたことであった。多忙だったからかどうかはわからないが、素晴らしいメロディが濃縮されていると思う人は多いだろう。
1セットのCDを買うだけででラフマニノフの作曲作品が殆ど網羅されていて、しかも激安だったら、あなたなら買う?以下、HMVのサイトより
ラフマニノフ・コンプリート・エディション(28CD)
ラフマニノフ・コンプリート・エディション(28CD)
ラフマニノフ・コンプリート・エディション(28CD)icon
マルチバイ特価(税込):7,947円
オンライン会員特価(税込):¥9,535
なおamazonでは取扱をしていないらしい。
3つの交響曲、4つの協奏曲、パガニーニ狂詩曲、24の前奏曲、練習曲集「音の絵」、2つのピアノソナタ、楽興の時、サロン小曲集、コレルリの主題変奏曲、ショパンの主題変奏曲、2台ピアノのための2つの組曲、歌曲集全曲、2つのピアノ三重奏曲、、チェロソナタ、ピアノ編曲集、交響的舞曲、ヴェスペレ(晩祷/徹夜祷)・・・
珍しいのは歌劇「アレコ」「吝嗇な騎士」「フランチェスカ・ダ・リミニ」。


そして以下の3つはめったにお目(耳?)にかかることはできない稀少なものだ。
・未完オペラ「モンナ・ヴァンナ」
・3つのロシアの歌 作品41
・女声または少年合唱による6つの合唱曲 作品15

上記三作品は、録音自体が非常に少ない。

レコード会社は「Brilliant」というオランダのレーベル。28枚全部確認したわけではないが、かなりの数がCHANDOS等他レーベルから出されたCDと同じもの。

たとえば有名なボロディン・トリオによる「ピアノトリオ第1番・2番」は、CHANDOSレーベルで単品として売られており価格は約2,000円。・・・ということはたった4枚分の値段で28枚もごそっと買えてしまうのだ。
安い・・・安すぎる・・・

ただ、こういうBOXセットを購入する時には必ず付きまとう問題がある。
そう。それは同じ録音、CDの重複である。

私の場合、なんと28枚中、最低でも11枚も重複することがわかった。ちょっと調べただけなのでたぶん重複はもう少しあると思う。
そうなると、買うべきかどうかどうか悩むところである。レアな録音もかなりあるから、また悩む。

収録されていないラフマニノフの作品ってあるのだろうか?
・・・2つの「弦楽四重奏曲」くらいかもしれない。
恐ろしい。コレひとつで、ラフマニノフの作品のほとんどすべてを手に入れることができるのだ。

が、もう少し調べてみた。
Brilliant社のウェブサイトには、同じやつが31CDとなっているのを発見。英語を一部拙訳し要約するとこうである
「米国市場においては最後の3枚が省かれている。ヒストリカルな録音であり、著作権の都合によるものである」との事。
声を大にして言いたい!
その3枚が気になってたまらん!
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2008年12月18日

「OTTAVA」 よりもうひとつの花束 - クリスマスアルバム

TBSインターネットラジオ・OTTAVA(オッターヴァ)の番組「OTTAVA con brio」より、リスナー参加型コンピレーションアルバムが2枚「燃焼系アレグロ」「燃焼系アンダンテ」が、iTunes store内でリリースされたことは前回紹介した。
12/10、クリスマスアルバムがリリースされた。
conbrio_xmas.jpg
↓クリック!
スロヴァキア放送ブラティスラヴァ交響楽団 - OTTAVA con brio クリスマスアルバム
内容:
-------------------------------------------------------------------------------
 1.ビーム/聖霊よ来れ
  2.ブレイナー編/あら野のはてに
  3.シャルパンティエ/真夜中のミサ曲 H.9から「キリエ」
  4.シベリウス/「カレリア組曲」Op.11から「第3番:行進曲風に」
  5.グノー/アヴェ・マリアーバッハの「平均律クラヴィーア曲集」第1巻第1曲による
  6.ベートーヴェン/ピアノソナタ第8番ハ短調Op.13から「第2楽章」
  7.コレルリ/合奏協奏曲 第8番 ト短調「クリスマス協奏曲」から「第4楽章」
  8.モーツァルト/モテット「アヴェ・ヴェルム・コルプス」K.618
  9.ルロイ・アンダーソン/クリスマス・フェスティヴァル
 10.バッハ/カンタータ第147番「心と口と行いと生命で」BWV.147から
 11.合唱とオルガンのための2つの祝福から「クレア・ベネディクション」
 12.チャイコフスキー/四季-12の性格的描写Op.37bから「1月:炉端にて」
-------------------------------------------------------------------------------

無難なセレクトもあれば、第12「四季」のように12月じゃなく1月をセレクトしたりとなかなか面白い。
よくあるクリスマス・コンピレーションアルバムだともう少し有名な曲が中心となり、ありきたりなものとなるのだろうけど、中途半端に通好みなところがなかなかグッドだと私は思うな。

新しい音楽の楽しみ方を提案したOTTAVA。日本のクラシック音楽の歴史の中で、「偉業」といってもいいくらいの素晴らしい事だと思うのだ。
できれば、次の展開はホンモノのCDを・・・なんて期待してるのは私だけではないと思う!
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「仮面舞踏会」無料ダウンロード のサイト!?

私はここ最近「仮面舞踏会」で数回記事を書いているので、この言葉で検索エンジンから見にこられた方は非常に多い。検索する語句で2つのキーワードがある場合、どのような言葉が並列さているかについて話したい。
一番多いのはやはり、というかあたりまえだけど「仮面舞踏会+浅田真央」だ。その次が「仮面舞踏会+ワルツ」そしてその次の次の次くらいに「仮面舞踏会+無料」などの「無料」というキーワードで訪れる人が少ないけど毎日必ずいる。
つまり、その人は無料でダウンロードできるサイトを探していると思われる。アゼン。あっ!そこのあなた!あなたですよ。
このブログのタイトルは、あえて紛らわしいものにした事はお詫びする。しかし、大事なことなので読むように。

私はもし、曲や着メロが無料でダウンロードできるサイトがあるのを知っても、絶対に紹介しない。違法性が高いばかりでなく、その行為自体、芸術的な感性を疑うからだ。はっきり言えば音楽を作る人、演奏する人に対する侮辱である。特にクラシック音楽というのは、芸術的な感性が歴史の中で育まれて、曲は生まれ、演奏されるのだ。積み重ねられた歴史、演奏する人のこだわり、思い、情熱。そういう芸術なのである。

素晴らしい音楽を聴くことができることを、心の底から感謝!私は、いつもそんなことを考えながらCDを買い音楽を聴いている。まっクラシック音楽だけの話ではないわな!

きちんとお金を払って聴く。作曲家や演奏家に対するささやかな感謝の気持ち。そういうのを大事にできない人は、クラシック音楽を理解できない人だと断言する。
昨日のブログで伝えたように、浅田姉妹のCDは今SOLDOUTだ。しかし別な人の演奏でよければ、今すぐにでも有料サイトからダウロードすることはできる。便利なものだ。一曲だけでもダウンロードできるのだからとてもありがたい話。
iTunes STOREには「仮面舞踏会」のワルツはいくつもあるけど、ほとんどが150円。
naxs100008_165x165.jpg
iTunesよりダウンロード
アンドレ・アニハーノフ指揮 & サンクト・ペテルブルク国立交響楽団 - ハチャトゥリアン:バレエ音楽集 - バレエ音楽「仮面舞踏会」組曲 より: ワルツ
↓クリック
アンドレ・アニハーノフ指揮 & サンクト・ペテルブルク国立交響楽団 - ハチャトゥリアン:バレエ音楽集 - バレエ音楽「仮面舞踏会」組曲 より: ワルツ
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2008年12月16日

私の予言は大当たり! 浅田真央選手と「仮面舞踏会」 あちこちで在庫切れ

私が11月13日のブログで予言したことは大当たりとなった。
「ハチャトゥリャンの仮面舞踏会「ワルツ」 浅田真央選手のフリー使用曲」
において「浅田真央選手がキッカケで大ヒットする!」と予言。一ヶ月前の予言が大当たりとなったので報告したい。
産経新聞IZA!より引用

真央効果!「仮面舞踏会」異例のヒット
テレビのフィギュアスケート中継で聞こえていたあの重厚な曲に大ヒットの兆しだ。浅田真選手央(18)が今季、フリープログラムで使用しているクラシック曲「仮面舞踏会」を収めたCDの売れ行きが急上昇。クラシックでは異例の1万枚をうかがう勢いだ。
 浅田の華麗なスケーティングを支えるどっしりとしたワルツ。この「仮面舞踏会」は、プロコフィエフ、ショスタコーヴィチとともに「ソビエト3巨匠の1人」とされるハチャトリアン作曲だ。名前は聞いたことがなくてもこの人の「剣の舞」は多くの人が耳にしたことがあるはず。
 浅田がGPファイナルで3年ぶり2度目の優勝を飾った翌日の15日、「仮面舞踏会」を収録したCD「浅田舞&真央 スケーティング・ミュージック2008−9」を発売するEMIミュージックには全国のCD店から注文が殺到。この1日だけで3000枚を突破したという。出荷数はまもなく1万枚に達する勢いで、クラシック界ではまさに大ヒット。楽曲のダウンロードも好調で、GP開催中の3日間で1万を突破したが、その半分が「仮面舞踏会」だった。

 CDは大手ネット販売のアマゾンでも16日午前8時ではCD総合ランキングで堂々の30位。順位はさらに上昇中だ。

 2年間のトリノ五輪では、金メダルを獲得した荒川静香さん(26)が使用した「誰も寝てはならぬ」も大ヒットした。フィギュアとクラシックの黄金コンビは大ヒットの方程式だ。

凄い・・・凄すぎる。
今日会社の帰りにふと、タワーレコード梅田店に立ち寄ったときに、そういえばこのCD見かけなかった。もしかして売り切れ!?
AMAZONも「通常1〜3週間以内に発送します」となっている。つまりなんだ、在庫切れだ!
HMVのほうが若干早いかも。
icon「注文後 2-3 日以内に入荷します」とあるので一週間くらいで届くかも。
あちらこちらで在庫切れ。クラシックCDでは前代未聞の大騒ぎといえる。
私は版元のEMIが初盤の数を少なく予測しすぎたんじゃないかと思ってる。不景気な世の中、なるべく在庫を少なくしようというのはわかるけど、先見なさすぎ!浅田真央選手と仮面舞踏会を甘くみてたとしか思えないな。EMIには先見のあるスタッフがいないんじゃないだろうか?ナンなら私を採用してはどうだ、予言は当たるぞ(笑)

このブログを読んでいる人で、クラシックはようワカランが「仮面舞踏会」は聴きたい、という人へ。CDは他の収録曲もいいのがたくさん入ってるのでオススメだ。
・「シェルブールの雨傘」
この題名でピンときた人はご年配の方であろう。有名な映画とともにヒットした名曲。舞選手のFP使用曲となっている。若いのにセレクト渋すぎ!
・「月の光」
おなじみドビュッシーの名曲。真央選手はオーケストラによる演奏で滑った。このCDの内容もオケ版。
・リベルタンゴ
15年ほど前にサントリーのCMでヨーヨー・マが演奏し、それまで燻っていたピアソラ・ブームに火を付けた有名なタンゴの曲。
・チャルダッシュ
モンティ作曲。モンティと言われてもよくわからない人でも、聴いたことがあるはずである。ジプシー・ヴァイオリンの定番。
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2008年12月13日

がっちり掴んだ王者の演技 浅田真央選手と「仮面舞踏会」

mao_asada.jpg

浅田真央選手優勝おめでとう。
それとやはり女子フィギュア世界の公式戦でトリプル・アクセル2回成功は史上初はすごい。
技術的なことはよくわからないが、キム・ヨナ選手との差は気持ちの差ではなかったのかと思う。SPが終了した段階で、僅差とはいえ2位だったから、トリプルアクセルの2回成功は勝利への切り札であり、絶対成功しなければならなかった。それをやってのけるのだから凄い。だけど私は、SPの結果が何位であれ、トリプルアクセルの2回は挑戦したのではないかと思ってる。順位やライバルは関係なく、自分はこういう演技をみんなに見せたいんだという気持ち。その気持ちこそがきっと「攻める」という意味だったのではないかとと思うのだ。
トリプル・アクセル2回成功、その歴史的瞬間にテレビ解説していたのが、伊藤みどりさんであった。ご存じのとおり、世界の公式戦で初めてトリプル・アクセルアルを成功させたパイオニア。伊藤みどりさんはその姿をどのような気持ちで見たのだろう。万感の思いだったに違いない。
キム・ヨナ選手にも拍手を送りたい。
2位だけどフリーの演技を見て、やっぱりすごい人だなって思った。韓国の人たちの大きな期待を背負ってあれだけのすばらしい演技ができるのは並大抵のことではない。

使用曲でもやはり「仮面舞踏会」のほうが勝ちだったように思う。キム・ヨナ選手の使用曲、リムスキー=コルサコフ作曲 交響組曲「シェラザード(シェヘラザード、シエラザードとも言う)」は、各楽章からチョイスしすぎた編集だった。曲間とかにかなり無理が生じ不自然な印象を受けた。たぶん、キム・ヨナ選手の演技内容に、曲のほうを合わせて編集したのではないだろうか。一方「仮面舞踏会」の「ワルツ」は、原曲のまま編集なし。元の曲が4分だから編集の必要がないのだ。不自然さは全くないから、浅田真央選手は曲に合わせるように自然な流れの演技となっていたように思う。

ワーナーミュージックよりコンピレーションアルバムが発売されてる。「仮面舞踏会」のワルツは第一曲目。
しかし2500円はちと高いような・・・
フィギュア・スケート ミュージック・セレクション’08−’09
フィギュア・スケート ミュージック・セレクション’08−’09
2,500円

なお安藤美姫選手のFP使用曲は直前に変更となったため入っていない。

iTunesよりダウンロード
アンドレ・アニハーノフ指揮 & サンクト・ペテルブルク国立交響楽団 - ハチャトゥリアン:バレエ音楽集 - バレエ音楽「仮面舞踏会」組曲 より: ワルツ
↓クリック
アンドレ・アニハーノフ指揮 & サンクト・ペテルブルク国立交響楽団 - ハチャトゥリアン:バレエ音楽集 - バレエ音楽「仮面舞踏会」組曲 より: ワルツ
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2008年12月12日

安藤美姫選手が使用曲変更 サン=サーンス作曲交響曲第3番作品78「オルガン付き」へ

安藤美姫選手がフィギュアスケートのグランプリファイナルでのFP使用曲が変更となった。アダン作曲「ジゼル」からサン=サーンス作曲交響曲第3番作品78「オルガン付き」への変更。諸々の記事によれば、中野友加里選手の曲と重複しており審判に与える印象を変える為なのだそうだ。それにしても直前だし全くイメージの異なる曲だし・・・このギリギリの選択が、果たして吉と出るか凶と出るかはわからないけど、個人的には大好きな曲。
安藤選手の力強い表現力や華やかなイメージからすれば、アダン「ジゼル」よりは豪華絢爛な「オルガン付き」のほうがピッタリくると私は思う。
それにしても贅沢すぎると思わないか。
グランプリファイナルは各グランプリシリーズの上位6人しか出場できない。女子はその中の半分は日本選手で占めている。できることなら全員に表彰台に立ってもらいたい、そう思うのは私だけではないはずだ。
惜しくもファイナル落選となった第7位の選手は村主章枝選手。そう。日本の選手層はとても厚いのである。

ところで、安藤美姫選手が選んだサン=サーンス作曲 交響曲第3番作品78「オルガン付き」はご存知?クラシック音楽において「オルガン」とは通常、パイプオルガンを指す。
サン=サーンスといえば「動物の謝肉祭」の特に「白鳥」があまりにも有名。確か小学校か中学校の音楽の教科書でも出てきてたように覚えてる。以前、このブログでも紹介をした「死の舞踏」。これも有名。キム・ヨナ選手SPの使用曲だ。
まだ知らない人に教えてあげたい。「オルガン付き」交響曲は実にカッコイイ曲なのだ。パイプオルガンの作品として傑作中の傑作と言っていい。
私も今お世話になっている転職サイト「en-japan」のテレビCMで、爆笑問題の二人が登場してたバージョンがあるけど、使われていたのがまさにこの曲なのである。
YouTubeでご確認いただきたい。

CMだからほんの触りだしわかりずらいかも。
全体は2楽章のスタイルを取っているが、それぞれが楽章内で2つの構成になっており、事実上交響曲の基本スタイルである4楽章形式といえる。
特に第2楽章は心地よいほどにカッコイイ。勇ましい旋律の弦楽合奏とティンパニのダダダダダン!から始まる。後半はパイプオルガンから始まり、その後はもう鳥肌が立つほど美しい響きが満たされたままエンディングへ。サン=サーンスの、というよりもクラシック全体の中でも突出した人気曲のひとつだ。
安藤選手の使用曲はおそらく、この第2楽章の後半部分を使うのではないかと思われる。
YouTubeで第二楽章の後半をご確認いただきたい。うまいこと編集してる。

オーケストラのダイナミズムとパイプオルガンのすばらしい調和。コンサートは実に感動的なものらしい。私は残念ながら生演奏を聴いたことがない。こんなに名曲なのに、演奏機会はそんなに多くないのだ。何故ならば、フルオルガン設置のコンサートホールは限られてしまうことと、オルガニストとピアニストを2人(1台4手)必要とするからである。

いくつかCDをピックアップ
サン=サーンス:交響曲第3番

指揮:デュトワ/モントリオール交響楽団
サン=サーンス:交響曲第3番、死の舞踏、動物の謝肉祭
1,539 円

サン=サーンス:交響曲第3番

指揮:バレンボイム/シカゴ交響楽団
サン=サーンス:交響曲第3番、死の舞踏 バッカナール(サムソンとデリラ)他
1,000円

サン・サーンス:交響曲第3番

指揮: オーマンディ/フィラデルフィア管弦楽団
サン=サーンス:交響曲第3番、死の舞踏 バッカナール(サムソンとデリラ)他
1,020円

サン=サーンス:交響曲第3番「オルガン付き」

指揮:小澤征爾/ フランス国立管弦楽団
サン=サーンス:交響曲第3番、交響詩「ファエトン」交響詩「オンファールの紡ぎ車」
1500円
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posted by 苦労する大場 at 23:36 | Comment(0) | TrackBack(1) | クラシック音楽

浅田真央選手、中野友加里選手、安藤美姫選手 みんないい顔してる!

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グランプリファイナル女子、ショートプログラムの演技が終了。
浅田真央選手は僅差の2位。
すごく思ったのは、出場している日本の三選手、浅田真央選手、中野友加里選手、安藤美姫選手。みんないい顔してるな〜って思った。
特に中野選手は、本当に演技するのが楽しくてたまらない!そんな印象が強く残った。ダイナミックなジャンプなどの技術はなくとも、中野選手のような演技は見ごたえある。

キム・ヨナ選手。演技と開始と終了、どうしてあんな表情して演技するのかなって不思議でならない。どうしても美しさを感じないのだ。日本びいきも手伝ってると思う。それとも国によって美的感覚が異なるのだろうか?サン=サーンス「死の舞踏」は骸骨がヴァイオリンを弾きながら踊っているシーンなので、骸骨になった気持ちでやってるのかな・・・などと思いつつ。

明日も楽しみ★
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posted by 苦労する大場 at 22:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | クラシック音楽

2008年12月08日

Celebrating Slava ! -In Remembrance of Mstislav Rostropovich - 今年良かったクラシックCD

毎年12月になると、京都の清水寺で「今年の漢字」なんてやってるけど、クラシックファンの人たちにとって、「今年の一枚」は何だったろうか?

私は一枚に絞るのは無理だ!と思うのだが、きっとみんなも、それぞれ同じ思いではないだろうか。
12月はそんな話をぼちぼち。
Celebrating Slava ! -In Remembrance of Mstislav Rostropovich
Celebrating Slava!
アマゾンは4,564円で安いけど3〜5週間時間がかかりそう
HMVは 5,269円で高いけど24時間以内に出荷してくれる
icon
(3点以上は25%OFFだから同時買いだとAMAZONよりお得)
※4枚組

Slava=ロシア語で栄光の意味を持つので、翻訳すると、「礼賛栄光! ムスティスラフ・ロストロポーヴィッチの思い出」

2007年ドイツのKronberg Academyで行われた第8回チェロ・フェスティバルのライヴ録音。Kronberg Academyはあの、パブロ・カザルスが関わってるチェロの学校で若手チェリストの育成を行っているらしい。残念ながらこのCDには録音日のクレジットはないが、第9回Kronbergチェロ・フェスティバルが2009年9月28-10月4日に行われる予定なので、2007年の同時期と思われる。ロストロポーヴィッチが亡くなったのは2007年4月27日なので、まだ日が浅い時期かと思われる。

フェスティバルの模様をすべてライブ録音で収録したCDである。
それぞれロストロポーヴィッチに献呈された曲だったり、初演を行ったりしたゆかりの曲。ライナーノーツにはどの曲にも必ずといっていいほど曲名の後に「dedicated to Rostropovich」(ロストロポーヴィッチに献呈)とか「premiered by Rostropovich」(ロストロポーヴィッチにより初演)などと書かれてある。

しかもメンツがすごい。ミッシャ・マイスキー、リン・ハレル、ナタリア・ガットマン、ギドン・クレーメル、シチェドリンの曲ではネーメ・ヤルヴィ。同アカデミー所属の若手チェリストも登場してる。

こんなすばらしいCDなのだけど、あまり採りあげられることがなかった、少し寂しい気がする。

確かにProfilというマイナーレーベルだから目立たないということもあるし、曲の内容も近現代中心で聞いたことのない作曲家の作品ものものあるけれど、チェロの音色が好きな人にとってはたまらない内容だと思うのだ。
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posted by 苦労する大場 at 22:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | クラシック音楽

2008年12月07日

ヒナステラ作曲「エスタンシア」の全曲盤

ヒナステラ作曲(Ginastera)組曲「エスタンシア(Estancia)」の全曲盤が少し前に、NAXOSからリリースされた。凄い!へ〜やっぱりやるねNAXOS。と思ったら、全曲演奏盤はそれまでたった一枚しかないとされてきたイギリスのレーベル、CONIFER CLASSICSから1998年に出版された「75605 51336 2」と全く同じものであった。
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CONIFER CLASSICSの「75605 51336 2」

意気揚揚とした気持ちで購入したにも関わらず「まさか」と思い確認したときの落胆のしようったら・・・
中南米のクラシックの作曲家、といえば何人思いつくだろうか。
一番有名なのはヴィラ=ロボスとアストル・ピアソラだろう。この2人は本当に有名だけれども、その次くらいの知名度なのが「アルベルト・ヒナステラ」だ。知らない人も多いかもしれないが、簡単に言うとピアソラの師匠にあたる人物である。
弟子のピアソラがタンゴで才能を発揮したのに対し、師匠ヒナステラはあくまでもクラシックの世界で作品を残した。決して多くの作品は残さなかったが、珠玉の作品といえるのがいくつかあって、中でもこの組曲「エスタンシア」がよく知られている。エスタンシアとは「エステート」と同義。中南米で「大規模な農場」という意味。
「エスタンシア」はバレエ音楽として作曲されたにも関わらず、組曲が先に知られるようになったという、かなり珍しい経歴を持っている。全曲がどのようになっているのかはあまり知られていない。つまり、コレを買って聴くしか方法はないといわけだ。
Ginastera: Panambi; Estancia
Ginastera: Panambi; Estancia
Clarinet:Andrew Marriner
参考価格:1,121円

一番人気の「マランボ(DanzaFinal (Malambo))」をYouTubeでお聴きいただきたい。元気をいっぱいもらえる楽しい曲。

だけど、全曲聴いてみて「やっぱり組曲でいいのかも」と思ったのは私だけ!?
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posted by 苦労する大場 at 23:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | クラシック音楽