2009年09月21日

ヴァレンティーナ リシッツァの芸術(1)

YouTobeを徘徊していると、ときどき、とんでもない"掘り出しもの"に遭遇し愕然とすることがある。

日本のクラシックの世界は、音楽家や楽曲に対する評価が商業主義的に偏向してしまったために、私たちは限られた情報の中で翻弄され、本当に良い音楽を聴く機会が今まで失われていたんじゃないかと思うんだけど、みなさんはどう思う?

たとえば、ブーニンブームなどは恒例だろう。カッコ良くて人気が出てきたら各メディアはこぞってフィーチャーし、関連書籍、CDなどでひと儲けしようとする。断っておくが私はブーニン氏の演奏は素晴らしいものだと思っている。本当に良いと思うなら、一時期だけのブームでは終わっていないと思うのだ。

言いだすとキリがないのでやめとく。

最近マイブームなのが、ピアニストのヴァレンティーナ・リシッツァ「Valentina Lisitsa」。
レパートリーはリストやラフマニノフなどの難曲が中心。高い演奏技術が求められる曲でも、繊細さ、しなやかさを十分に兼ね備えたヴィルトゥオーゾ。
半年ほど前に来日していたが、再来日を期待したい。
数回にわたって紹介したい。

ラフマニノフの第1協奏曲の第1楽章カデンツァ部分の練習と思われる動画


ラフマニノフのピアノ協奏曲は、第2番と第3番が突出して有名なんだけど、第1番も変わらないくらい、いいなと思ってるのは私だけだろうか?「作品1」なんだけど後年繰り返し修正が加えられているので、もはや「若かりし頃」の面影は薄いんだけど、ロシア風味の抒情性がたっぷり含まれている傑作だと思う。ピアノパートだけ演奏してる場面というのは、ちょっと珍しい映像だと思うのでピックアップした。
リシッツァが、どれだけ音色を大切にしているのかが、よくわかる。

ヴァレンティーナ リシッツァの公式HPはこちら
■ ロリポップより安いサーバーとは?
にほんブログ村 クラシックブログへ
posted by 苦労する大場 at 13:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | クラシック音楽
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/32295256
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック