最初に言っておくが私は被災者ではない。地震発生3日後にボランティアとして現地へ乗り込んで行った際のことを思い出すままに記載したい。
当時被災状況というのは何も分からず、ボランティアへ行くにもどうやったらいいのかさえ、分からない状況であった。
震災から3日目、京都にいた私は寝袋と衣類と水を詰め込んだ大きなリュックを背負い、ボランティアとして現地へ向かった。もちろん、どこに行くかも決めていないし、現地の地理に詳しいわけでもない。ただひたすらに、西へと向っただけであった。
駅名は失念したが、阪神電車で行ける駅まで行った。そしてどこをどう歩いたかさえも覚えていない。歩いていたら、たまたま見つけた看板が、西宮市立中央体育館であった。日も暮れていたこともあったし、その日はここにしようと決めたのであった。
翌日。
体育館を管理する職員と思われる男性の方がここを今仕切っているときき、その方に従って、まず、行った作業が、「遺体運び」であった。体育館の裏手にある武道館が遺体安置所になっており、身元が判明したご遺体から順に、トラックへ載せるという作業。私がその時見た限りでは、約100くらいの棺桶が置いてあった。
トラックの搬送先は火葬場という。とにかく火葬場が順番待ちになっているので、身元が判明した遺体は、容赦なく順々に運ばれることとなった。
一回に運べる遺体は3体まで。それ以上トラックには載せられない。トラックは一日に5〜6回到着し、そのたびにご遺体を運び出す。人間というのは、かくも重いものなのか?大の大人の男が6人がかりでようやく、運び出すことができる。
2009年01月17日
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そうですか、ボランティアをやっておられたんですね。
西宮市民としてお礼を申し上げます。
ボランティアの方々に助けられた人々が大勢いたはずです。
助け合いの精神。
有り難いことです。
私は、次の日に阪神電車が復旧した甲子園駅の周辺に住んでいましたので、多くの友人が家に来てくれました。
ある者は、そこから神戸の方へ行き、ある者は、被害の大きかった甲子園口や西宮北口へ行き・・・。
貴方も私の家の前を歩かれたかもしれませんね。
悲惨な記憶ですが、決して風化させてはいけないと思います。
何故なら、教訓とすることが多かったからです。
地震列島日本。
ここに住んでいる以上、逃げられない現実。
それであれば、記憶を風化させず、教訓を生かして生き延びることを考えるべきだと思います。
それが、生き残った者のつとめ。
そんな風にも思います。
最後に、亡くなられた方の冥福を改めてお祈りします。
白状しますと、西宮の方からコメント頂けると、嬉しいかも、と思いながら書きました。また、お礼を頂きありがとうございます。私はボランティアですが、被災者の方、ご遺族の方にとって、1月17日というのは特別な意味を持つことと思います。
阪神大震災でのボランティア参加は、私にとって人生の中でも最も印象に残る出来事としてこれからも語り継いで行こうと思います。
ワタシよりも修羅場を踏んでおられますね。
色々ご苦労されたこととお察しします。
西宮は育った街で、今も頻繁に行きますが、すっかり新しいマンションと、その住人で賑やかになってきています。
忘れつつあるんでしょう。いわゆる「戦後」なのでしょう。ワタシの周りでは亡くなった方はおられないので、苦労は非常に小さなものですが、経験者には語り繋いでいくべきでしょうね。
事実を淡々と。
ではでは頑張って下さい。
たしかにすっかり爪痕はなくなったように見えます。
そうですね、面影はほとんどなくなりました。
町中を歩いていると、いきなりぽかんと不自然な更地があったり、コイン駐車場になったりしてる場所があったりします。そういうときに、少し意識しますね、あの時の事。
私は、中学生のときに大変な床上浸水を経験し、
自然の恐ろしさを実感したつもりでいました。
でも、この地震でさらにその想いが強くなりました。
ボランティアをされたそうで、本当に頭が下がります。
毎年、この日が来ると必ず黙祷し、自然に対する畏敬を強くしています。
コメントありがとうございます。
今後も1年に一回は、トラバ打ちまくります。
この日だけ。
あの時のこと、絶対忘れないでほしいんです。