2008年11月09日

井上麻紀ピアノリサイタルへ行ってきた(神戸芸術センター)

maki_inoue_recital.jpg

第9回神戸芸術センター定期演奏会、井上麻紀ピアノリサイタルに行ってきた!会場へ入っていきなり、私は置かれたピアノに興味深々。明らかにスタンウェイと形が違う。よく見るとマークも違う・・・?「C.Bechstein」と書かれてある。家に戻って、ネットで調べて分かった。三大ピアノメーカーの一つで「ベヒシュタイン」と発音するらしい。スタンウェイとベーゼンドルファーしか知らなかった自分に反省。それにしても、ベヒシュタインのピアノって低音部分がずしーんとしないのね。
施設は「神戸芸術センター」。今年できたばかりのホール。もちろん初めて行った。
新神戸駅の近くにあって、上階部分は高級賃貸マンションになってるみたい。
神戸芸術センターには5台の種類が異なるピアノが置いてあり(しかも何故かスタンウェイ以外)、メインホール「芸術劇場」のほか、サロン用の小ホールが3つあるという。それぞれ名称がついており「シューマンホール」「ショパンホール」「プロコフィエフホール」だそう。なるほどドイツ、ポーランド、ロシアというわけか。何故この3人の名前になったかは知らないがものすごい気合いの入れよう。いつかここで「ラ・フォル・ジュルネ・オ・コーベ」なんて出来るかもしれんなこれは!
で今回の会場はメインの芸術劇場。典型的なシューボックスタイプ。つまりステージがあって長方形に座席が配置してある。大きさはバロック編成のオーケストラなら入れる程度の中規模ホール。ロマン派以降の規模のオケは無理だと思われる。今回のピアノリサイタルには、ちょっと大きすぎたかも。
シートに座って驚いた。隣の人が歩いているだけでシートが揺れるのだ。最初地震かとおもったけどそうではない。たぶん特殊な技術でホールを作ったんだと思われる。

前置きが長くなったけど、何故このリサイタルを知ったかといえば、なんと一か月近く前、私のマンションの郵便受けに「神戸芸術劇場」のパンフレットが入っていたんだけど、その中に招待券が入っていたのだ。井上麻紀さん?もちろんそんな人知らない。知らない人だからタダ?とりあえずネットで調べてみたら、いやいやかなりすごい人のよう。音楽の東大、桐朋卒。数々の国際コンクールに出たりしていて、ショパンのふるさと、ワルシャワ(ポーランド)へ音楽留学をしていたとか。こういう人は、かなりの腕前を持ちながら、いまだ知られていない演奏家ではないかと思い、行こうと思ったのだがこれが大正解。結論からいえば、「無料で来場し申し訳ない」ほどの素晴らしい演奏。

■今日のプログラム
〜前半〜
・ラヴェル「水の戯れ」「悲しき鳥たち(「鏡」より)」「道化師の朝の歌(「鏡」より)」
・ドビュッシー「前奏曲第I集/II集」より「アナカプリの丘」「西風の見たもの」「亜麻色の髪の乙女」「妖精はよい踊り子」「花火」

〜後半〜
・ショパン「スケルツォ第3番」「幻想即興曲」「バラード第4番」「アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ」とアンコールでショパンの曲2曲。

素直に素晴らしいと思った。とりわけ、演奏が光ったのはやはりショパンの「バラード」「アンダンテ・スピアナート〜」かな。スケルツォは申し訳ない、後半寝てしまった^^;;
「亜麻色の〜」以外は全体的に技巧的な作品ばかりだった。それぞれをひとつずつ丁寧に、まごころこめて演奏したよ!そんなすがすがしい印象が残った。重ねて言いたい。無料で申し訳ない!そして、秋に素敵な時間をありがとう!
ホール利用代金などはたぶんご本人持ち出しなんだと思う。そうだとすれば宣伝やPRも兼ねての将来への投資なのかもしれない。
地元兵庫の演奏家、井上麻紀さん。今後も応援したい。
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posted by 苦労する大場 at 23:46 | Comment(1) | TrackBack(0) | クラシック音楽
この記事へのコメント
通りすがりですが、井上麻紀さんをネットで見ていたらここに出てきました。
僕は兵庫県立美術館で、やはりタダで(といってもホワイエなので環境としては・・・ですが)聞いたのですが、素晴しくて涙が出てきました。
同じく応援したいと思ったのでつい、、、
Posted by ふみちえ at 2009年11月28日 11:49
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