2008年09月06日

JR東海とJR西日本 エコについて比較してみた

以前、JR東海の「JR東海「エコ出張」の本意とは」にて欺瞞性について書いたのだけど、
今日はすこし深い部分まで探って記したい。

JR東海の企業概要「http://company.jr-central.co.jp/company/achievement/eco-report/index.html」よりPDF資料「JR東海・環境報告書」にいろいろ書いてあったので、一部修正したい。

■「ソーラーパネルの多用。駅の壁面や線路の防音壁に設置したり。」→設置していた
京都駅の駅ホーム屋根にすでに設置してあるとの事。京都駅は方角が東西にきちんと向いており、パネルを設置すれば南側に向けやすいという意味だろうか。とにかく、この点は認識不足であった。

■「磁気切符は再生紙の原料としては不向きなので小さな紙にしあの厚い紙を節減する」→行っていた。
が、しかし。
乗車券は外壁材の材料や段ボール箱の材料にしている、と記載があった。しかし具体的にどのような外壁材か、磁気切符をどのような行程で段ボールにしているかの記載なし。

資源のリサイクルは、リサイクルのためにさらにエネルギーを使用しCO2排出となる事が問題になっており、磁気部分と紙をどうやって分別したのか等の細かい説明が必要だろう。

なおこの件では、名鉄は一歩進んでいたようだ。グループ会社で、
リサイクルに取り組んでいる
http://www.mkyosho.co.jp/sales/solution/recycle.php
紙を何パーセント配合してと具体的に記されている。わかりやすく具体的。HPには記されていないが、別のプレスリリースによれば、磁気切符は紙と一緒に粉砕して再利用できる技術を開発したのだとか。
eco-chair.jpg

(乗車券のリサイクルベンチ/名鉄のウェブより引用)


■JR西日本と比較したときの差に愕然
新幹線輸送といえばもう一方のJR西日本、というわけで、ホームページを見てみた。
http://www.westjr.co.jp/
エコの文字ひとつない・・・
確かに、JR西日本は福知山線脱線事故の問題を大きく抱えており、ホームページは自己の営業よりまず「お詫び文章」から始まってるので一概にはいえないけれど、エコロジーに対する取り組みは別問題としてきちんとPRしてもいいくらいなのに。

山陽新幹線もまた、航空機と競争しているのである。
「新大阪-博多」。福岡空港は福岡市営地下鉄が入っており、ビジネス街・繁華街の天神まで15分かからない。なのにJR東海ほど宣伝している風でもない。何故だろう。。。

ちなみにエコの文字は、
トップページ>企業・IR情報>企業としての取り組み>環境への取り組み
http://www.westjr.co.jp/company/action/env/
でようやく見つけることができた。「企業・IR情報」のコーナーである。

私は企業としての「姿勢の差」ではないかと思う。
本来の目的はエネルギー効率化による経費削減であったにも関わらず、目的を「エコロジー」としてすり替えるか替えないかの違い。この件について企業の姿勢としてどちらがマトモなのかは言うまでもない。
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posted by 苦労する大場 at 16:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | 疑似エコロジー
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