2008年10月31日

さみしい「Lmagazine」の休刊。雑誌広告ウラオモテの"ウラ"

■雑誌の発行部数について■

前回のエルマガの引用記事をよーく読んで欲しい。
「現在の発行部数は約28万部(公称)」
どうおもわれるだろうか?
雑誌の世界では「発行部数」と「実売部数」という、主にこの2つの数値がある。しかもほとんどが「公称」である。発行部数28万部、実売部数1万部、ということだってありえるのだ。というか、そういう場合がほとんどなのである(エルマガが実際にはどうだったかはわからない)。
余談だけど、私が中小の広告代理店で営業として勤務していた頃、扱った雑誌のムック(別冊)は、公称12万部。しかし実際の印刷部数は4000部であった。つまり実売部数は間違いなく4000部以下だったわけだ。なのに広告費ときたらカラー1ページ50万円もする。実は退職した理由もここにあった。頭の片隅にどうしても「騙している」という後ろめたい気持ちがあったのだ。

このように一般的に雑誌の発行部数、実売部数はほとんどウソ。
「社団法人日本ABC協会」という団体があり、半年に一度、独自調査を行い発行部数を公表している。この協会が発表する数字はある程度信頼できると言っていい。しかし、協会に加盟している雑誌社、対象雑誌はほとんどが、発行部数に自信を持っているか、専門性に特化した雑誌で部数公開は大きな問題ではない場合がほとんどである。結局ほとんどの雑誌はこの調査対象にはならず、消費者や広告主は出版元の「公称」に頼らざるを得ないのだ。
さらにいえば、ABC協会加盟であったとしても安心はできない。ABCの調査は予め期間がわかっているので、協会加盟社はさまざまな工夫で発行部数を増やすのである。
・社員総出で本屋に出向き、購入し水増し
(同じ雑誌10冊を全て異なる店で買わされたことがある。料金は立替だったけど)
・記事にエロネタを持ってくることで一時的な売上増を見込む
・雑誌に付録を付ける

そんな中、日本雑誌協会が印刷工業会と手を組んで「印刷証明付き部数」という指標を「マガジンデータ」として2004年から公表している。
たいへん面白い試みである。実売部数はわからないけど「発行部数」としてのこの数字は信頼性が高いだろう。

しかしどのようにして日本印刷工業会は各社の雑誌の印刷部数を掌握しているのだろうか?それが気になるところだ。自主申告だとしたら完全アウトだ。
印刷会社にとって雑誌社は、定期的に発注がある大事なクライアントに違いなく、対応如何によっては取引停止なんてなると一大事!と思うだろう。その時点で何らかの操作(伝票操作など)をされたらこの手法は完全にアウトである。
いつまでたってもいたちごっこ・・・かもしれない。

雑誌媒体が衰退していった一因として、こういう醜悪な"騙し合い"があったのではと思うのだ。
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2008年10月30日

さみしい「Lmagazine」の休刊。雑誌広告ウラオモテの"オモテ"

エルマガ「エルマガ」といえば関西ではおなじみの地域情報誌。正式には「Lmagazine」。関東の人にはあまりなじみがないかもしれないが、平たくいえば「ぴあ」の関西版という感じだ。
そのエルマガが休刊することとなった。ほんとうにびっくり!

毎日新聞より抜粋
http://mainichi.jp/select/wadai/horidashi/news/20081014mog00m040027000c.html

Lマガジン09年2月号で休刊へ 関西の地域情報誌の草分け
 関西の地域情報誌の草分けとして知られる「Lmagazine」(京阪神エルマガジン、月刊)が、12月25日発売の09年2月号で休刊することが14日、分かった。発行元の京阪神エルマガジン社(大阪市西区)は、休刊の理由を「9月に創刊した新雑誌『Richer』(リシェ)に力を入れるため」としている。
 同誌は77年創刊で、京阪神を中心に、街の魅力や映画・音楽情報などを紹介し続けている。現在の発行部数は約28万部(公称)で安定しているが、広告を集めるのが年々難しくなっていたという。廣實留理(ひろざねるり)社長は「31年続いた雑誌なので残念だが、限られた人員の中で力を入れる事業の選択をした。不況で雑誌の休刊が相次いでいるが、こうした一連の流れとは別だと思っている」としている。会社名は変えず、他の出版物の発行などは続ける。【小林祥晃、宮地佳那子】
2008年10月14日

17年ほど前、大学生だった頃、特に地方からの来た一人暮らしの学生にとっては必須の雑誌であった。「ぴあ派」「エルマガ派」なんて言いあったこともあった。当然インターネットなんて普及していない頃の話だ。
初詣、桜、花火、紅葉、スキーなど季節ネタ、グルメネタ、そして定番だったのは映画や演劇のスケジュールがびっしり記載されていた。みんな新聞なんか読まないから、テレビ欄も重要な情報であった。
関西ではやはり地元企業ということもあり、エルマガ派が多かったように思う。会社の名前も「京阪神エルマガジン社」である。
それにしても、何故休刊なのだろう。上の引用記事を良くお読みいただきたい。「不況で雑誌の休刊が相次いでいるが、こうした一連の流れとは別だと思っている」ということだ。「不況」→「発行部数減」ではないかのように言っているが、本当にそうだろうか。
私はこの原因は、あきらかにインターネットだと思う。地域情報誌で得られる情報は、すべてインターネットで得ることが可能だ。しかもインターネットは情報が新しいし、グルメ情報とかは口コミを参考にしたりもできる。そうなると、従前の編集手法では無理、斬新な方向転換をするか、休刊しかないのである。近年はエルマガの編集内容もライフスタイル提案型に方針転換が見られただけに休刊決定は残念でならない。
「ぴあ」にしろ「ウォーカー」にしろ「一週間」にしろ、地域情報誌はほとんど言っていいくらい、たいへん苦戦している。時代は流れ、既に役割は終了していると思う。

一方、京阪神エルマガジン社には「Meets Regional 」という雑誌がある。この雑誌は今後も存続すると思う(いや存続してほしいという気持ちが半分かも)。読者は主に20代後半〜40代の男女。何故そう思うかというと、地域情報誌ではあるが、ライフスタイル提案型の雑誌だからだ。映画、演劇、テレビ欄はない。読者は雑誌の中で展開される、上品で大人の雰囲気に触れたいと思っている。一軒の何気ない焼鳥屋が、Meetsの編集の手にかかれば、なんともおしゃれな店に変わってしまうのだ。ページをめくりながら味わえる心地よさ。目の前で見開きになっているからこそ、伝わってくる肌感覚のようなもの。そこにはインタネットでは味わうことができない空間が存在する。

そういう意味でも、株式会社イリオス(自交社)「カジカジ」も残っていくだろう。主に10代後半の男性を対象とした関西エリアのファッション誌。アメ村、堀江、中崎町などの場所を回り、町行く人の写真を取り、個性あふれるファッションやコーディネートを掲載している。読者はやはりインターネットではなく雑誌「カジカジ」の世界に入りたくてその雑誌を買い求めるのだろう。

雑誌衰退の趨勢の中で、関西の出版社の奮闘ぶりは素晴らしいと思う。今後も応援したい。
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2008年10月29日

政府与党が「高速道路が一律1,000円」の釣りエサを検討中らしい

高速道路が一律1,000円の案が検討中らしい・・・
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081029-00000026-yom-pol
より抜粋
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休日の高速、千円で走り放題…ETC限定で政府・与党案
10月29日14時42分配信 読売新聞
 政府・与党が策定を進めている追加景気対策に盛り込む「生活対策」の柱として、休日に全国の高速道路を1回1000円の定額で走り放題とする新たな料金割引案を検討していることが29日明らかになった。
 ノンストップ自動料金収受システム(ETC)機器を装着している普通車が対象で、早ければ年内の実施を目指す。
 料金割引案は、土・日曜、祝日に高速道路に1回入れば、走行距離にかかわらず1000円(1000円を下回る距離は実額)の定額とする。首都高速や阪神高速などは除く見通しだ。家族のレジャーなどで高速道路を利用しやすくする観光振興の効果が期待され、家計への「お得感」を強調することで消費拡大の効果も狙う。
 政府・与党は必要な費用として約5000億円を充てることで最終調整しており、「生活対策」の目玉と位置づけたい考えだ。
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思い切ったことを考えたもんだ!実現すればある程度の経済効果はあるな・・・と思ったところで、ちょっと一息ついてみた。
これって問題山積のような気がする。思いつくままに列挙してみる
1)エコロジーに逆行する
1000円なら安いとばかり、それまで電車で移動をしていた人達が高速道路へ流れ込んだとすると、本来排出されなかったはずのCO2の排出を促進することとなる。また渋滞も予想される。高速道路で低速を余儀なくされるから、燃費効率が下がる為さらにCO2の排出を促すことになる
2)他の交通機関からの不満
5000億円は、おそらく値下げした分の補てんに使うのではと思われるが、道路公団は民営化され今や一企業である。特定の企業に肩入れをすることは問題ではないか。鉄道や航空などほかの旅客輸送企業は補てんもなく、利用客も失うこととなるのだ。

景気対策として思い切ったことを実施しよう、という方向性は賛成だが、しかし慎重に進めてもらいたいものだ。
尤も、政府与党が、なぜ年内にでも実施したいと思っているか?なんて説明するまでもないんだけどね。
つまり、エコロジーも他の旅客輸送も、あの人たちには関係ないってことよ!
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2008年10月28日

YouTubeの向こうに凄いピアニストがいる!(死の舞踏)

 アメリカでの女子フィギュアスケートGPシリーズ第1戦は、悔しいけれどやっぱり韓国のキム・ヨナ選手が圧倒していた。中野選手も安藤選手も健闘したとはいえ、シロウトの私でさえその差が歴然としていたことはわかった。

 キム・ヨナ選手のショートプログラム使用曲「死の舞踏(Danse Macabre)」。この曲をご存知の方は多いと思う。フィギュアでよく使われる曲のひとつ。

 クラシックの世界には、交響詩「死の舞踏」という作品が2つある。

 ひとつは、フランツ・リストの作曲。もうひとつが、カミーユ・サン=サーンスの作曲。
どちらもたいへん有名な曲。
人気でいえば、サン=サーンスのソレのほうが上かもしれない。

 その有名なサン=サーンスの「死の舞踏」はリストによってピアノソロに編曲されているので、また話がややこしい。ただこのピアノ編曲はとてもよく出来ている。サン=サーンスの巧みな音運びと技巧的に卓越したリストのお互いの良いところがギュッと詰まった作品。さらに、ピアニストのホロヴィッツによって手を加えられ「サン=サーンス作曲、リスト編曲・ホロヴィッツ編曲版」なんてのもあってさらに面白い作品となっているのである。

 それだけ本家サン=サーンス「死の舞踏」は、音楽性が高い作品なんだと思う。

 この曲、最近クラシックを聞き始めた、という人にとっては是非おすすめ。何故なら、実にわかりやすいのだ。
オススメCDはこれ
サン=サーンス:交響曲第3番
サン=サーンス:交響曲第3番
指揮:デュトワ(シャルル)
サン=サーンスの魅力たっぷり。「死の舞踏」のほか、カッコイイ交響曲第3番と、「白鳥」で有名な動物の謝肉祭も収録されている。

 冒頭はハープが12回、ポンポンと小さく音を出すんだけど、これは時計が深夜12時を知らせる意味。

 場所は墓地。ヴァイオリンを持った死神が出てきて、骸骨たちを墓から呼び出す。そして皆で踊りまくる。

 タイトルどおり不気味なメロディなんだけど、このメロディには不思議なくらい惹かれる。

 踊りが最高潮に達したとき、ニワトリの鳴き声で朝の到来を知らされる。踊りはあっけなく終わり、みんな墓へと戻っていく。ミニドラマのよう。

 この曲をアニメーションで表現した人がいる。youtubeで発見。なかなか上手い。


サン=サーンス作曲、リスト編曲・ホロヴィッツ編曲版「死の舞踏」はコレなんだけど、YouTubeを見ているうちに偶然発見。
・・・YouTubeの向こうにすごいピアニストがいる!
ホロヴィッツ編曲版にさらに手を加えているようだ。
この人凄すぎ。少し調べてみてまた後日レポートしたい。
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2008年10月27日

資生堂「リバイタル グラナス」の最新CMでセリフを棒読みしているのは?

 このCMで使われているのは、ベートーヴェン「ヴァイオリン・ソナタ第9番 クロイツェル」しかしこの曲のいちばんイイトコロじゃなく、端のほうをCMとして利用しているのでうっかりしていると、CMは普通15秒で短いから何の曲かわからないままになったりするのであった。私は2回目で確認した。

 ・・・で、あの棒読みヴァイオリニストは、調べてみると・・・ああ諏訪内晶子さんだった!あのCMじゃ誰かわからない!!

 諏訪内晶子さんの素晴らしい実績はここでは省略。公式HPをご覧あれ。
個人的には彼女の演奏する曲にはとても興味がある。
バッハから現代音楽まで幅広くこなす。まるで男性のような強靭な場面をみせたかと思えば、しっかり歌うこともできる。
クロイツェル・ソナタはそのような彼女の魅力を引き出すには最高の曲かもしれない。
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番「クロイツェル」、第7番
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番「クロイツェル」、第7番
演奏:諏訪内晶子/アンゲリッシュ(ニコラ)

 彼女の過去の録音では小品を集めたベスト盤がありコレもオススメ。
Complete Best intermezzo
Complete Best intermezzo
演奏:諏訪内晶子
 何故これがオススメかというと、もうひとつ意味がある。
ラフマニノフの"知られざる名曲"が録音されている。
第1曲の「ハンガリー舞曲~《2つのサロン風小品》作品6の2」がソレ。(「ロマンス作品6の1」はこのCDには収録されていない)
今までこの「サロン風小品作品6」を録音した演奏家は非常に少ない。
 有名ドコロでは、一般に販売されたのでは無いが、チョン・キョンファ。1993年、弟のピアニスト、ミュンフンとのライブ録音のCD(希少盤なのになぜかうちには2枚ある)。おそらくスワナイさんはこの録音を聴いて感銘を受けたのではないかと思われる。

 本日のyoutube。
「ハンガリー舞曲~《2つのサロン風小品》作品6の2」をご存じのない方のために。

 どこかの小さなコンサートのようだ。彼女なんとか弾ききった、という感じ。
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2008年10月25日

船場センタービルの案内表示はややこしや

 繊維の街として知られる船場。
 中でも、阪神高速道路の高架下を利用した商業施設「船場センタービル」は多くのテナントが入りたいへん楽しい様相である。

 ひとつのビルがあるのではなく、高架下を利用しているため1号館から10号館まで、一列に並んでいる。各館は概ね地下2階〜4階の構成。2階より上はオフィスが入っている。

 1F・B1Fは主に中小の繊維問屋がテナントとして入っており、商品を陳列している。下着・コート・スーツ・靴類、アパレルやファッションに関するあらゆるのが売ってある。もちろん安い店も多い。

 堺筋本町にある3号館地下1Fに見つけた一枚。エスカレーターの案内に注目。
「4号館〜10号館へはエスカレーターを降りて連絡通路をご利用くださいませ」とあり、矢印が左下へ向いている。
semba_1.JPG

なんの変哲もない案内板。この矢印どおりに従えばいいのだ。






ところが・・・



と こ ろ が ・・・・





semba_2.JPG

 このエスカレータは「上り」なのだ。
もちろん、反対側にはちゃんと「下り」があるんだけど、この矢印、初めて来た人は迷うだろうなって思った。この矢印は「この上りエスカレータ」ではなく「エスカレータ全体」を指しているのであろう。

 このアバウトさがとても素敵な船場センタービル。私は大好きだ。この面白さはUSJにも負けないかも(笑)大阪へご旅行の際は是非訪れていただきたい。(※土日祝はほとんどの店舗がお休み)
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2008年10月24日

キラル「出エジプト記(Exodus)」(現代音楽への誘い その5)

 今では入手困難となっている、ポーランドのレーベル「accord」から2000〜2001年頃出されたキラル(Wojciech Kilar/キラール)の管弦楽作品集を入手。中古CD店で偶然見つけ、即買い。

 しかもラッキーなことに、日本語解説付きだった。当時の取扱会社はトライエム。徳間ジャパンに営業譲渡してしまったが、トライエムは当時から、こういう活動をしていたんだなと感動し、ちょっとさびしい気持ちになった。

 とにかく、現代音楽は情報が少ないので、日本語解説があるのはウレシイ。

 その解説によると、作曲家キラルはある対談で、「出エジプト記(Exodus)」は「一番成功した作品」と言ったそうだ。

 旧約聖書の中で、モーセが紅海を切り開き、イスラエルの民を連れてエジプトを脱出するシーンを視覚的な効果も持たせつつ表現したという。

 クライマックスの後、最後は歓喜の声が重なり合って終わる。実に感動的な映画のようなものを見せられているような錯覚に陥る。

 何故紹介したいかというと、現代音楽の割にたいへん聴きやすいことと、キラルの作曲の特徴がよくあらわれているから。

 短い同じフレーズを何度も繰り返し、クレッシェンドしながら徐々に変化していく作風は、この作品のほかに、ピアノ協奏曲や弦楽のための「orawa」でも見受けられる。

 ただ、意地悪なのは、NAXOS日本版の表紙の巻き紙。以下転載。
--------------------------------------------------------------------------------
最大の問題作3は必聴の20世紀音楽です。聴き始めてすぐ、ラヴェル「ボレロ」のパクリである(しかもいまいちノリが悪い)ことに気づきます。なかなか加わらないなと思っていた合唱は終わり近くで入り、クライマックスでは高らかに本物のボレロのリズムが登場(ここまでやるか...)。面白くなきゃ音楽じゃないという享楽的鑑賞派なら大感動間違いなし。4は3の短縮版の趣きです。2は合唱による詩の語りで始まり、難解な現代音楽かと思いきや、これが平穏で敬虔な曲想。真摯な感動を音楽に求める人でもOK。管弦楽だけの1がまた、ごった煮風の楽想が洪水の如く押し寄せ(音量注意!)モー大変。ポーランドのキラル、いとをかし。
--------------------------------------------------------------------------------
 と悲しくなるような評論である。またこの内容は、とある評論家と同じトーンで書かれており、認識の低い評論を過信したとも考えられる。

 どこがラヴェル「ボレロ」のパクリなのだろうか。「ボレロ」とは舞曲としての形式のひとつにすぎない。クレッシェンドするのはキラルの作風である。これがパクリならば「水戸黄門」のオープニング曲もラヴェル「ボレロ」のパクリだろう。

 さらに「享楽的鑑賞派」って何なんだ?国語辞典には「享楽的=快楽にふけるさま」とある。最初からパクリと思いこむからこんな書き方なんじゃないか?あと、4曲目の「ヴィクトリア」は「出エジプト記」の「短縮版の趣き」ではない。イメージ的に似ている部分もあるが全く異なる。耳鼻科に行ったほうがいい。そして最後に「いとをかし」ときた。ここまでくると悪意があるとしか思えない。

 NAXOSの表紙巻紙は、いつもいい加減に書かれていることが多い。廉価CDだからきちんと書けないのであれば、最初から曲名だけにしとけばいいのに。ここまで酷いのも珍しいので購入の際は笑って済ませよう。

 その問題のNAXOS

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<合唱曲と管弦楽曲集>クシェサニ / アンジェルス / エクソドゥス / ヴィクトリア ヴィト / ポーランド国立放送交響 / クラクフ・フィル合唱団 / 他
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 このCDにも収録されている。

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The Triptych: Wit / Polish Rso Klosinska Narodowej Philharmonic Cho
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 両方とも指揮はアントニ・ヴィト(Antoni Wit)録音時期もオケも異なる。どちらも秀演。
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【修正】「com」「net」のレジストラへの卸価格が値上げ。国内ドメイン名業者の対応は?

昨日のブログで、ドメイン名の価格表示で間違いがあったので以下の通り修正。修正箇所は、comとnetとinfoがキャンペーン中であった点。
その為、現時点では以下の内容が正しい。
--------------------------------------------------
ドメイン名卸価格(2008年10月24日現在/新規取得の場合)
■com $5.00※1年または2年(11月からは新価格$6.86が適用)
■net $3.00※1年または2年(11月からは新価格$4.98が適用)
■org $6.15
■info $0.00(2009年からは通常の$6.15へ戻る)
■biz $6.42
■asia $5.00(11月からは通常の$10.00へ戻る)
※すべてのドメイン名にICANN手数料が$0.20必要
■汎用.jp 2,500円
--------------------------------------------------

ということで「お名前.com」のキャンペーンの検証しなおし。
たとえば.comを10個取得するか1個で10年取得したとする。748円/年となる。
原価計算は、5.20$×105円=546.00円。約200円の利益額。
逆に.infoの原価計算は0.20$×105=21円となるので利益額は絶大。
infoを10個か10年取る人が何人いるかは不明だが・・・
10月31日まで期間限定だからこの価格適用となり、一時的には損はない計算となる。しかし「永続的に」適用となると、更新時に赤字を続ける事となり、やはり前回の分析結果と大差はないのかもしれない・・・


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2008年10月23日

「com」「net」のレジストラへの卸価格が値上げ。国内ドメイン名業者の対応は?

主要なドメイン名である「com」「net」のレジストラへの卸価格が10月から値上げとなった。
comが$6.42→$6.86、netが$3.85→$4.98となる。

その結果、主要なドメイン名の卸価格は以下の通りとなった
--------------------------------------------------
ドメイン名卸価格(2008年10月23日現在/新規・更新とも)
■com $6.86
■net $4.98
■org $6.15
■info $6.15
■biz $6.42
■asia $5.00(11月からは通常の$10.00へ戻る)
※すべてのドメイン名にICANN手数料が$0.20必要
■汎用.jp 2,500円
--------------------------------------------------

この影響で、国内のレジストラやドメイン名再販業者はどのような動向となるのか注目していたけど、今のところ何の動きもない。
特にドメイン名激安業者の双璧、ムームードメインバリュードメインも大きな変化は無し。変化があったとすればバリュードメインの「net」キャンペーンが終了となり元の価格に戻ったくらい。

ちょうど1年前にレジストリのドメイン名が値上げとなった際の両社の攻防は、以前ブログで紹介をした。
それまでは僅差でバリュードメインのほうが安かったが、価格の値上時、ジャンケンポンで後出ししたムームードメインのほうが、安い価格となり逆転したのだ。
今回はお互い見合わせ状態のようだ。一方が動けばもう一方も動くかもしれない。前回の引き上げ額が大きいものであったため、今回は動かず我慢するのかもしれない。
今はたまたま為替相場が円高だからいいけど、長期的に見た場合1US$は105円〜110円あたりと考えたほうがいい。105円とすると「.com」は日本円の仕入れ価格は
7.06$×105円=741.3円。
いずれにせよ利益度外視の両社に今後も目が話せない。

そんななかで「お名前.com」が驚きのサービスをはじめた。
10月22日〜10月31日まで期間限定。「お名前.comニュース」より引用
---------------------------------------------------------------------
ご好評いただいている「複数ドメイン同時登録キャンペーン」に、本日より新しい特典を追加しました。
◆特典その1◆
同時割引キャンペーン中に登録したドメインは、なんと登録と同一の価格で永続的に更新ができます!
例えば・・・「ローマ字.com」10年登録×10コ → 1ドメイン・1年間利用料は実質748円!
10年後の更新時も、なんと同じ価格で永続的に更新可能
◆特典その2◆
割引対象ドメインが「ローマ字.com/.net/.org」の3種類から「ローマ字.com/.net/.org/.info/.biz」の5種類に増えました。
---------------------------------------------------------------------
たとえば.comを10個取得するか1個で10年取得したとする。748円/年となる。
先ほどの計算と比較して欲しい。原価は741.3円なのである。
・・・すでにこの段階6.7円しか儲からない!システム管理費など費用を入れると当然赤字である。
しかも、これらのドメイン名の価格は更新の際も永続的に適用されるというのである。
レジストリによるドメイン名の値上げは、年々すこしずつ行われるであろう。「お名前.com」の赤字範囲も、年々増えていくのである。

「肉を切らせて骨を絶つ」となるのか?それとも「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」となるのか?
日本一のドメイン名サービスのブランド「お名前.com」からも目が離せない。


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2008年10月22日

福知山線の事故はなぜ起こったか?「鉄道 噂の真相」の凄い内容

 久々にすばらしい本に出会ったのでご紹介。

 「某大手私鉄の現役鉄道員」による手記である。内容は実に具体的でスミからスミまでたいへん面白い。事故処理、苦情処理、コインロッカーの話、鉄道員の勤務内容など様々・・・
鉄道噂の真相―現役鉄道員が明かす鉄道のタブー
鉄道噂の真相―現役鉄道員が明かす鉄道のタブー
著:大井 良
参考価格:\550

 そして最後の最後「福知山線の事故はなぜ起こったか?」で事故の原因について言及している。
 注目すべきはマスメディアに対する失望だ。
 事故の背景は、今までマスメディアを通して私たちに伝わってきた内容はこうだ
1)私鉄線との競合でダイヤの正確性は厳しく指導されていた
  ↓
2)運転手はダイヤの遅れを取り戻し、厳しい日勤教育の回避をし、自身の評価を維持したかった
  ↓
3)JR西日本の指導内容の問題

 おそらく共通した認識はこの通りと思われる。しかし筆者は、マスメディアは結局鉄道業界に対して厳しい目を向けるばかりだと指摘する。この問題の根本として、筆者は対象を3つ指摘している。ひとつはもちろん「会社」。あと2つは読んでのお楽しみ。とても重要。

 フツーに新聞読んだりテレビ見るだけでは、ここまでの情報は絶対に入手することはできないだろう。何一つ、視聴者や読者にとって大事なことは伝えていないのであった。

 この本を読み終えた場所が今日の会社の帰り、電車の中だった。
妙な気持ちに包まれてしまったのだ。これから鉄道員を見る目は、間違いなく変わると思う。
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2008年10月21日

ラフマニノフの歌曲"歌うな 美しい女よ"(秋が似合うクラシック その3)

 ラフマニノフ(Rachmaninov)の作品において、歌曲が非常に重要な位置づけであることはまだ知らない人が多い。

 Vocalise(ヴォカリーズ)?そうそう。Vocaliseはもう既にクラシックの領域を超えた名曲だ。いや人類の財産だと思う!のだめカンタービレでも使用されてた。

 しかし彼の歌曲はもっとたくさんあるだろうということはみんな知ってる。何故ならVocalise(ヴォカリーズ)は作品番号が34-14だから、誰でも、少なくともあと13曲はあるんだろうなって思う。実際はその数は膨大。

 アシュケナージとゼーダーシュトレームによるCDで3枚組、130曲にも及ぶ。彼の最後の作品番号は45だし決して多くの作品を残したわけではないので、この割合はかなり大きいといえる。

 ラフマニノフが特に好んでピアノソロ用に編曲をした作品21-5「リラの花(ライラック)」と作品38-3「ひなぎく」は中でも演奏機会は多い。

 今回紹介するのは、ラフマニノフの初期のの作品。作品番号4-4「歌うな 美しい女よ」。尤もラフマニノフの大好きな人にとっては、この曲はたいへん有名ではあるが、やはりまだまだ一般的には知られていいるとはいいがたい。
YouTubeでまずご確認いただきたい。(※この人かなり歌うまい)


 如何だろうか。若かりし頃より既に、このような美しい曲を作っていたのだ。のちにメロディメーカーとして多くの名曲を生み出す、その才能の片鱗をはっきりと確認できると思う。
第3ピアノ協奏曲などの壮大な曲は聴いていてたいへん感動的だ。しかしたまには、緩やかで優しい、包み込むような曲の多いラフマニノフの歌曲も、秋の夜長にじっくり聞いてみるのはいかがだろうか。
CDをご紹介
ラフマニノフ&グリンカ:歌曲集
ラフマニノフ&グリンカ:歌曲集
演奏:ロストロポーヴィチ(piano)/ヴィシネフスカヤ(soprano)

 昨年死去したロストロポーヴィッチ(Mstislav Rostropovich)の追悼版という事らしい。ヴィシネフスカヤは奥様。まさに文字通り"夫唱婦随"の演奏。あ、逆だけど。

 まだ聴いたことないし、いつ頃の録音かも興味あるので明日にでも入手したい。それにしてもこのCD1,200円は内容からいってたいへんお得。
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posted by 苦労する大場 at 23:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | クラシック音楽

2008年10月20日

アレクサンドル・ギンジンの「シェラザード」の録音は演奏ミス!?(トンデモ・クラシックス その7)

 アレクサンドル・ギンジン(Alexander Guindin/ギンディンと発音することも)は、ロシアの若手ピアニスト。

 1977年生まれということは今31歳。クラシックの世界では、40歳くらいでも「若手」という表現をされることがあるが、彼は本当に若い。

 十代のころから多くの世界的なピアノコンクールで入賞を果たすなど、将来性バッチリの期待の星。得意分野はラフマニノフやプロコフィエフなどのロシア系。最近はリスト編曲によるシューベルトの歌曲の録音も残している。

 ピアノは明確なタッチ。癖のある弾き方は少なくスマートな演奏。素晴らしい演奏だとは思うが、後期ロマン派の曲は、個人的にはもう少し癖というか特徴をはっきり際立たせるような演奏でもいいのではないか?ちょっぴり物足りなさを感じたりする。

ギンジン君のトンデモ演奏を発見。
 今回紹介するCDは1999年に発売されたものだから、22歳より前の演奏ということになる。

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Prokofiev Piano Works, Transcriptions: Guindin
Prokofiev Piano Works, Transcriptions: Guindin
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 プロコフィエフのピアノ編曲集。ピアノ組曲「ロメオとジュリエット」がメイン。もちろん例のソフトバンクのCM「モンタギュー家とキャピュレット家」も収録されている。

 「3つのオレンジへの恋」から2曲、ピアノソナタ第2番等。プロコフィエフの音運びの面白さが凝縮された一枚だ。

 しかし今回トンデモ対象としたのは、リムスキーコルサコフ「シェラザード」のピアノ編曲版。

 ギンジン君、曲の中盤〜終盤、演奏ミスしてるのだ。既に聴いてる人はそう思ったのではないだろうか?ミスしたままCDになっちゃってるよ!って思った人。その反応は正しい。

 しかし濃厚なプロコファンならおわかりかと思うが、実はミスではないのだ。(※私は薄味プロコファン)

 実はプロコフィエフ自身の演奏による「シェラザード」の演奏が録音として残っていて、その演奏中でプロコフィエフ自身がそういうふうに演奏しているのである。詳らかではないがその録音はおそらく正式なものではなく、どこかで練習の際、たまたま録音されたものではないか(私の憶測)と思われる。あえて不協和音を当ててみたりと、どんな響きになるかをまるで試しているかのようなのだ。

 その録音を、実に忠実に、ギンジン君は再現してみせたのだった。いやはや「物足りない」だなんて思ってしまい申し訳ない。
プロコフィエフ演奏「シェラザード」のCDは世の中に出ているけれど、非常に入手しにくい。私も以前持っていたがどこに行ったかわからなくなってしまった。
YouTubeにはあった。
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posted by 苦労する大場 at 22:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | クラシック音楽

2008年10月19日

シュニトケの曲で滑る銀盤の美女・マリア・ブッテルスカヤ(現代音楽への誘い その4)

 ブログを始めてもうすぐ約2か月。

 アクセス解析で、最近面白いことに気がついた。「曲探し」である。あの曲なんだろう・・・ってわけだ。「ソフトバンク+音楽」とかそういう探し方だ。

 プロコフィエフ「モンタギュー家のキャピュレット家」(ロメオとジュリエットより)が正解。

 クラシックの場合、曲は聴いたことがあるけど名前は知らないということ、よくあるよね。

 いつかそういうのをまとめてみたい。

 話は変わるけど、フィギュアスケートの時期が来る。オリンピックイヤーでなくとも、やはり楽しみだ。とりわけ女子は世界的にも水準が高く、目が離せない。

 そのフィギュアスケートとクラシック音楽が密接な関係にあるのは、ご存じのとおり。

 トリノ五輪の荒川静香選手の金メダルの曲「誰も寝てはならぬ(プッチーニ)」は瞬く間に最も有名なクラシック音楽のひとつになった(もともと有名な曲だけど)

 他にもよく知られているのが
 浅田真央選手「花のワルツ(チャイコフスキー)」
 安藤美姫選手「火の鳥(ストラヴィンスキー)」
 村主章枝選手「ピアノ協奏曲第2番(ラフマニノフ)」
 など、挙げるとキリがない。

 伊藤みどりさんがアルベールビル五輪で銀メダルに輝いたときの使用曲「ラフマニノフピアノ協奏曲」はエンギが良いのか、村主選手のほかにも使われている、フィギュアではすっかり有名な曲だ(※伊藤みどりさんの時はピアノ協奏曲第1番と第2番の編集された曲であった)

 話がそれるけど、村主章枝選手の選曲はいつも気になる。
 NHK杯で優勝したけれど、その後はいつも後塵を拝す結果となりトリノオリンピックでは4位。

 彼女が最近選んだ曲が「オブリビオン(ピアソラ)」。しぶ〜い名曲なんだけど、この曲の意味は「忘却」である。それをを知っていた私は感激。栄光と挫折を味わった彼女の心情そのものなのだろう。

 話は長くなったけれども、YouTubeで発見したネタをご紹介。
 現代作曲家、アリフレート・シュニトケについては先日書いたけれども、そのシュニトケの曲を使って演技したフィギュア選手がいた。

 ロシアの美人スケーター、マリア・ブッテルスカヤ。
 私は知らなかったのだけれど、オリンピックに出場したり10年くらい世界の第一線で活躍した人らしい。日本の企業のCMに出てたってWikiに記載してあった。

 その彼女、ソルトレイクシティー五輪で使用した曲が、シュニトケの映画音楽だったのだ。

 よくこんなマイナーな曲を選んだものだ。「 The Fairytale Of The Wonderrings」という映画の曲。その映画はもちろん日本では上映されていない。しかし、シュニトケの映画音楽のCDは最近少しずつ出されており、この曲が収録されているのがコレ。
Schnittke: Film Music Volume 3
Schnittke: Film Music Volume 3
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posted by 苦労する大場 at 23:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | クラシック音楽

2008年10月18日

3ニャンのおひるねタイムの攻防

うちにはネコがいる。3ニャン。ご紹介。

・チョコ・・・黒で男の子。推定5歳。ペットショップから貰ってきたとき、店員さんはロシアンブルーとなんかのミックスだから気位が高く上品なネコって言ってたけど、飼い主の期待をしっかりと裏切るたくましい成長ぶり。寒いの平気。結膜炎を頻発する。色が黒いからチョコなのか、小さい頃チョコチョコよく歩きまわるからチョコなのかは不明。本人もあまり気にしていないようだ。

・ミルク・・・白で男の子。推定5歳。チョコが家でさみしそうにしているので、やっぱり多頭飼いがいいかもねと思った。ある日「もし今日ペットショップの前を通ったとき白ネコがいたらそいつにして、名前はミルクにしょう」と思ってたらちょうどいいやつがいた。しかしオスどうしだからやがてチョコとは距離を置くように。とても甘えんぼう。寒いのダメ。

・ヒメ・・・推定4歳の女の子。顔の模様が富士山型。ある日営業の帰りで横浜の海岸沿いの草むらを歩いていたときに、か弱い鳴き声が聞こえてきた。逃げないところを見ると、さては捨てられたな・・・子猫でガリガリでおなかも空いてそうだ。
 拾い上げたら抵抗もしない・・・ほっておけなくてそのまま持ち帰ることに決めた。しかし大事件はその直後におきた。最寄駅に着いたとたん、雷、そしてスコールのような激しい雨が降り出したのである。この子、もしかするとあの草むらの中で風邪ひいて死んでたかもしれない。。。

 拾ってきたときはわりとなつっこかったのに、なぜかだんだんなつかなくなってしまった。今でもなつかない。もしかすると、小さい頃、人間にいじめられて捨てられたのかもしれない・・・ネコに詳しい友人でも、成長してから拾ったらそういうことはあるけど、小さい頃拾って時間たってもこれだけなつかない子は珍しいという。

 好物はちくわとアイスクリーム。

neko_ohirune.JPG

このキャットタワーは「トムキャットタワー タイプ2」

 今日は自宅にいたので、みんなの寝てる姿を見てとても癒された。と思ったら、起きてる子が。ミルクだ。

 鳴いてる。どうしたのかと思えば、どうやた下に降りたいようだ。

 本当なら右側のチョコが寝ている青い箱に足をついて、順に降りるのだけど、チョコのやつが寝てる。できれば近寄りたくないのでそれができない。すぐ下にあるのは小さいし差があり降りずらい。
で、降ろしてワオン(こいつはワオンと鳴く)と懇願しているのだ。
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降ろしてワオン(と懇願する顔のミルク)
choco1018.JPG

ぼくはかんけいないニャン。寝たフリニャン。(チョコ)
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チョコのやつ、いい気になって寝てるよほんとうにもう(ミルク)

 もちろん撮影のあとは、ミルクちゃんを抱きかかえて降ろしてあげた。
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posted by 苦労する大場 at 17:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | 3匹のねこたち

2008年10月17日

求人情報に書かれてある「地球に優しい環境を提案」の本意とは?

転職活動を開始しはや一ヶ月が経過した。
いろんな会社を見ることができて勉強にもなる。

 年齢37歳、転職回数が4回とやや多いのが難でなかなか厳しい。
10年も営業をすれば誰でも、実績もあるし武勇伝のひとつやふたつは持っているし私もそう。然るべき会社であれば即戦力として期待してもらってもいい。

 今回の転職には慎重に進めている。中途半端に世の中の仕組みを知ってしまうと、なかなか踏み出せない現実。

 それはそうと数ある求人案件の中で、最近ある傾向に気がついた。

 エコロジー関連業種の営業の求人案件が多いのである。
 大手転職情報サイトで「オール電化」で検索すると・・・
・株式会社日本エネシス(本社:名古屋市中区)
・尾上工藝株式会社(本社:大阪市天王寺区)
・株式会社メノガイア (本社:神戸市中央区)
・株式会社キャッツ(本社:東京都渋谷区)
・株式会社サンドリア(本社:東京都新宿区)
・株式会社エークリエーション(本社:神戸市東灘区)
・株式会社産電(本社:大阪市福島区)

 どちらの会社もおおむね、判を押したように「地球と人に優しい住宅環境を提案」「地球に優しい環境を提案」など美辞麗句が並ぶ。さぞやりがいのある仕事なんだろう!と思った人、ちょっと待った!

 多くは太陽光発電システムやエコキュート等の導入営業の求人であるが、
 実は、どの会社もエコロジーのためにやっているのではないというのが私の結論。
・・・では何が目的か?

 たとえば太陽光発電。ソーラーパネルと蓄電装置を売ったらおしまい、ではない。電気系統の配線工事も必要となるし場合によっては大規模な工事に発展する可能性もある。

 「エコキュート」(給湯装置)。二酸化炭素を圧縮し発生した熱でエネルギーを得るというが、その装置は機能や容量に比例し巨大で重くなる。コンクリで土台を作り固定しなければならないのだ。

 また水周りの配管工事もきちんとしなければエコキュートの恩恵を十分に受けることはできない。
ここがポイントだったのである。

 実は上記のうち2社に応募し、2社とも面談OKの返事を頂いたが、面談をお断りした。営業手法が両方「トビコミ営業」だったからである。

 トビコミ営業がイヤなんじゃなく、今までIT関連で勤務してきたこともあり、なぜネットでマーケティングし効率的に集客しないのかという疑問と戦わなければならないからである。

 そのうちの1社にメールで質問を投げかけてみた。「一昔前ならともかく、物騒な今時、トビコミ営業をあえてなぜ行っているのか?ネットを活用し受注できる新しいチャネルを何故考えないのか?」と送信。

 しかし結果は「うちはトビコミ営業のみで、それ以外のアプローチ方法はありえません」との返信であった。

 何故ネットで売らないか?その結論がわかった。
 つまり

 設置工事にともなうリフォーム代が目的なのである。

 概算を計算してみる。エコキュートは家庭用の標準的な容量のもので平均70万円 設置工事30万円。配管工事20万円。その他部品等で5万円。

 合計125万円ですよお父さん!如何ですか?

 政府から補助4万円出ますので121万円ですわ。1万は負けときますね。実質120万円!
・・・契約書は124万円でサインお願いしますね!

 原価:エコキュートはネットで現在安いところで、希望小売価格の6割程度で売られているので、仕入原価は半額程度と予測。35万円。

 設置工事、配管工事は工員と工数だけの問題なので業者に依頼しても10万円。合わせても45万円が原価となり利益は79万円。甘めに計算してもなかなかいい利益額だ。

 エコキュートをひとつご紹介。



東芝 HPE-FB374CA。370リットルフルオートタイプ。戸建の一般家庭用としては現在標準的な商品。
希望小売価格 706,650円 (税込) が389,364円 (税込)で売られている(※2008/10/17現在)。

 リフォームのブームもひと頃を過ぎてしまった。また不法な行為を行う一部の業者がリフォームのイメージを悪化させた影響で営業も捗らない。

 新しい展開を望んでいたところ、たまたまあったネタがエコロジーであった。

 ソーラーシステムもエコキュートも、元を取るのに通常は30年はかかる。うまくやっても最低20年。

 「エコロジー活動に参画しよう」という消費者の気持ちは尊い。しかし現実は、20年30年たてば今の世の中は変わっているだろう。もっと価格が安くてエネルギー発生効率の良いエコロジーな商品は世の中にあふれているであろう事は想像に難くない。


 上記企業すべてが当てはまるとは限らないのでご自身でご判断いただきたい。
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posted by 苦労する大場 at 23:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | 疑似エコロジー