2010年10月22日

浅田真央選手の初滑りとシュニトケ「タンゴ」

浅田真央選手の今季公式戦初滑り。
結果はちょっと残念だったけど、フリーでの巻き返しを是非期待したいところだね!

私が注目していたのは公式戦での初のお披露目となったシュニトケ「タンゴ」
6月20日に発表されて、この曲じゃないかと私が書いたブログ記事、どうよ、当たったでしょ!

なんにしろ、めったなことでは取り上げられることのないシュニトケの楽曲に脚光を浴びせた「快挙」だと思ってる。

私が注目していたのはフィギュアスケートの演技のために、どのようにアレンジされるのかという点。正直、一体このメロディのどこがフィギュアスケートに向いているのか分からなかったから。

しかし、かなり原曲に忠実なアレンジだった。整ったメロディなのに、少しずつ不協和音を際立たせる弦楽合奏があるんだけど、そこはやはりカットされてた。
シュニトケらしさはソコなのに、と思いつつ・・・

私がお勧めするシュニトケ三傑

・ゴーゴリ組曲・・・あの有名な交響曲をはじめ、様々な有名曲をモチーフした、というか揶揄したような、シュニトケらしさが光る。クラシックを知ってる人なら聴いていて楽しい。民族的なメロディも出てくる。
・古い様式による組曲・・・バロック。現代作曲家とは思えない徹底した繊細さも丸。
・ピアノと弦楽のための協奏曲・・・5回ほど聴くとカッコ良いのがわかる。
・ファウストカンタータ・・・後期ロマン派の潮流を感じさせてくれる。が、深夜に聴くのはやめたほうがいい。


って4つになってしまった^^;;

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2010年06月20日

シュニトケ「タンゴ」はこんな曲。 -浅田真央選手のSP使用曲

ブログを中断してたけど、再開するか。だってシュニトケネタだもんね。捜してる人多いかなと。

浅田真央選手をはじめ、フィギュアスケートで使用した曲はヒットするのはもはや当たり前となってきた感がある。次に選ぶ曲は何だろう?一番興味があるのはレコード会社か(笑)

もちろん私たち応援する側も関心度が高いことには違いない。
浅田真央選手の使用曲が決まったらしい。
SP シュニトケ作曲「タンゴ」
FP リスト「愛の夢」
だそうだ。リストの「愛の夢」といえば、そりゃもう知らない人はいないだろう。クラシックに疎い人でも、そのメロディを聞いたことがないなんてことはないから、ここでは割愛。

問題はSPのシュニトケ作曲「タンゴ」だ。
シュニトケという作曲家を知っていた人は多少なりともクラシックに興味がある人だろう。そして、シュニトケのCDを1枚でも持っているとなると、現代音楽に興味がある人だろう。シュニトケの「ペールギュント」CDを持っていて「グリーグよりも刺激的でいい」と絶賛するのは、もはや、マニアにちがいないのだ。そう。私のこと^^

さて浅田真央選手が選んだ、シュニトケ作曲「タンゴ」と言われても、実によくわからん。ベートーベンのソナタ、と言われているようなもんで、曖昧すぎる。シュニトケという作曲家の特徴として、タンゴとワルツはとても好きなようで、気に入ったメロディはたびたび自身の作品で使用しているのだ。このへんがヒントね。

タンゴ形式の曲は以下の通り
・ファウスト・カンタータ「慎んで目を覚ましておれ(ファウスト・カンタータ)より第4曲(タンゴっぽくないけど、タンゴのテンポで とあり)
・Polyphonischer Tango
・映画音楽「Agony」のtango

などだ。私の持っているCDを検索した結果。だけど、だけどね、
どれも違うと思うな。ズバリ多分、いやほぼ間違いなくこの曲でしょう。
歌劇「愚か者の生活」よりタンゴ。YouTubeにあったのでどうぞ。


この曲のCDは現在入手ほぼ不可能。かなり前だけど国内盤で出ていたけど、今では絶版状態。あまり知名度の高い作品ではないしね。

ただし、先に書いたように、気に入ったメロディはあちらこちらで転用している。
シュニトケの作品の中でも特に評価の高い曲、合奏交響曲第1番。しかもこちらのほうが圧倒的に有名。
第5曲目の中間部分で使われている。2分55秒あたりから。

こちらの曲は、多くの演奏家が録音しているのでCDはたくさんある。けど、今回ばかりはアマゾンのCDを紹介しない事にする。というのは、やはり、聴きなれない人にとっては全体的に難解な現代曲だから。部分的に切り取られて、恒例のフィギュアのオムニバス盤になるのを待ったほうがいいと思うから。

余談だけど、「合奏交響曲第1番」は現代音楽の中でも傑作中の傑作だと思うな。プリペアード・ピアノの使い方といい、絶妙なハープシコードの調和といい、楽想の深さといい素晴らしいと個人的には思ってる。

シュニトケは映画音楽や旧ソ連の動画などで音楽を担当しており、旋律を自身の他の楽曲へ転用する例が多々あるので、歌劇「愚か者の生活」映画音楽「Agony」「Polyphonischer Tango」すべて同じ事といえるかもしれない。
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2009年12月16日

A-auc 事業廃止の・・・衝撃

ついさきほどの話。

A-aucからメールが届いた。わざわざ社長名記載で。

国内無料サーバーで有名な、A-aucが2010年1月末でディスコン。
無料のわりにcgi・phpなどの利用制限がほとんどなく、快適な環境で私は本当にすばらしいサービスであったと思う。

この場を借りて、今までありがとうと申し上げたい。

広告表示があるとはいえ、上下に小さく、自社広告。宣伝といっても、そのサービスは無料なわけだから収益につながったとは思えない。

アフィリエイトで一定の広告収入があったかもしれないけど、サーバー運営にかかる費用、エンジニアに払う費用には届かなかったんだろうな。

かくいう私も利用いていた。サテライトとアフィリエイトが目的。グーグルPR3のサイトをまたひとつ、失うことになった^^;;

A-aucは独自ドメイン非対応。しかし、借りたころは私も今ほどの考えではなかったので、もし独自ドメイン対応であったとしても、やはり、当時サブドメインを選択したと思うので、自業自得か。

本記事は私のもうひとつのブログでも記載しております。
海外無料サーバー
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2009年11月29日

円高のメリットを狙え!保有ドメインを安い価格で更新。

 世の中急激な円高。しかしこの円高を利用してドメインを更新しようじゃないか!

 海外のレジストラに移管することで、激安でドメインの更新が可能。

 ご存じない方のために説明すると、レジストラ移管というのは、文字通り管理業者を変更する事。新規取得と前回のレジストラ移管から60日以内のドメインは移管できない、有効期限まで1っか月以内は移管できないなどの制約がある。移管をする際は更新費用と同様の金額が必要となり、有効期限が1年延長される。

 移管には概ね10日〜2週間程度かかる。その間利用できなかったり、移管するとネームサーバーが変更されたりすることはない。全然怖がることはないのだ。

 「com」や「net」などのドメインで、今後も確実に使用する可能性が高いものは、今が更新のチャンス。godaddyのcomは移管費用$7.17。日本円で621.9円。

お名前に置いたままだと 920円 →298円損する

ムームーに置いたままだと 950円 →328円損する

バリュードメインに置いたままだと 990円 →368円損する


godaddyの$7.17はican手数料込み。原価スレスレ。comの総原価はican手数料込で$7.04。

いかが?
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2009年11月23日

辻井伸行 NHK特集番組「ピアニストの贈り物」に深く感動

 総括するのは少し早いかもしれない。だけど、日本クラシック界で今年もっとも大きな話題といえば、ピアニスト・辻井伸行さんのヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールの優勝であることに、異論はないと思う。

 ついさっきまで、NHKの特別番組「ピアニストの贈り物」をやっていた。最後まで見て実に感動した。

 20日にわたるヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールの裏側に密着取材したもの。深く感動。私なぞは、みんな素晴らしい演奏で優劣なんかさっぱりわからなかったけどな^^;;

 今思えば、優勝者が2人いたんだね。クラシックの世界的なコンクールというのは、今回のように三位が不在ということはちょっと珍しいけど、優勝者無し、なんてことはよくある。審査員が優勝にふさわしい演奏であると納得できなかった場合だ。競争の結果最も優秀だった人を、優勝にするわけではないのだ。

 今回優勝が二人出たというのは、つまり、かなりハイレベルな戦いだったことを如実に物語っている。

 裏側を見ることができたという意味で、たいへん興味深いものだった。コンクールの意義や審査員の思いとか。ホストファミリーの話も実に面白かった。

 「演奏会場は寺院のようなものです。神はベートーヴェン、モーツアァト、ショパン、シューマン、リスト、ラフマニノフ・・・そして演奏家は、司祭です。神の思いを、今の時代に再現するのです」という言葉は、なるほど言い得て妙。強く印象に残った。もちろん賛否はあるかと思うけどね。
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2009年11月08日

キラール作曲「アニュス・デイ」(Agnus Dei/神の子羊)

 ときどきキラールの曲を紹介しているのだけど、本当に役に立つなぁと思うのがYouTube。だって知らない曲をたくさん聴くことができる。本当にいい時代。私が学生の頃は、ようやく世の中にCDというものが出てき始めたころ。レンタルショップに行っても、アナログとCDと両方置いてあった時代。

 今日紹介する曲は「King Of The Last Days」という映画で使用された曲。タイトルは「Agnus Dei 」アニュスデイ=神の子羊、という意味のよう。

 映画「King Of The Last Days」で使用されていた曲なんだけど、映画「ドラキュラ」のサントラCDがキラールの映画作品集のようになっており、同時に収録されている。残念ながら日本では未発売。私は専門の輸入業者から手に入れた。

 映画ドラキュラの音楽もいいけど、カッコイイ旋律の「King Of The Last Days」のほうが私はお気に入り。中でも「Agnus Dei 」は異彩を放つ名作だと思っている。執拗にくりかえされる「アニュスデイ」は耳に残るなぁ!
YouTubeでどうぞ。




「King Of The Last Days」のカッコイイ旋律
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posted by 苦労する大場 at 19:05 | クラシック音楽

2009年10月18日

浅田真央選手 パリのリンクで鳴り響く ロシアの鐘の音高らかに

 フィギュアスケート女子 フランス大会。

 浅田真央選手は2位という結果。しかし、私は心から拍手を送りたい。

 昨年よりもずっと成長した浅田選手の表現力というか、スケーティングの幅の広さというか、スケールみたいなものを感じた。

 本音を言うと、ラフマニノフの前奏曲(鐘)を使用すると分かった段階で、一抹の不安を感じずにはいられなかったのだ。なぜなら、昨季のフリー使用曲、ハチャトゥリアン作曲「仮面舞踏会」は外へ向かっていく曲のイメージ。

 今期のラフマニノフ作曲「前奏曲」は内面へ向かっていくイメージ。同じマイナーコードの曲だけど、まったく逆の印象となる。
それと華やかさがウリのフィギュアスケートに馴染むのだろうかという漠然とした不安も・・・

 浅田真央選手は厳粛な重厚感のあるこの曲をとても巧く表現していたと思った。上手く言えないんだけど指の先とか表情とか、細かい部分だけど。

 フランス・パリ。タラソワコーチと浅田選手が鳴らしたロシアの鐘の音は、とても心地の良い響き。みなさんはいかがお感じ?

 さて一応クラシック音楽のことを書くブログなので、ラフマニノフ「鐘」。オーケストラと声楽が入った演奏だった。たぶん、スケートで使用するために収録されたものだと思う。

浅田舞&真央 スケーティング・ミュージック2009-10(DVD付)
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指揮:ムーティ(リッカルド) , 他
価格:2,475円


そう思って調べてみたら、EMIのホームページに・・・

前奏曲嬰ハ短調「鐘」(真央FSエディット)(ラフマニノフ/ストコフスキー編曲)(真央 2009-10 FS)
青島広志指揮 シアター・オーケストラ・トウキョウ


と書かれてある。ストコフスキーの編曲に青島さんが手を加えたんじゃないかと。

 そうそう。ラフマニノフの作品のなかには、「鐘」というタイトルの曲が2つあるから、お求めになる際はご留意頂きたい。もうひとつのほうは合唱曲。

 元はピアノ・ソロの曲。演奏の難易度は高い。どれだけ難易度が高いかをパロディにした有名な動画をご紹介。
 「ラフマニノフの手はいかに大きかったか」
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posted by 苦労する大場 at 22:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | クラシック音楽

2009年10月14日

お名前.comから驚きのメールがっ(笑)私の推測が的中

 先日から、お名前のドメイン取得キャンペーンで、infoドメインが1個10円で取得できる件、私の推測がズバリ的中したので続報。

 infoドメイン1個あたり10円にすると、クレジット決済の負担などとあわせて、お名前comは、数十円損することになるのだけど、損してまで何回もやるのは、一押しの共有サーバ「お名前SD」の契約が効率よく決まったからではないだろうか?何回も実施するのはそれが理由ではないか?これが私の推測。

 今日、こんなメールが届いた。
 タイトル:
【Xserverをご利用のお客様へ】お得なサーバー乗り換えキャンペーン実施中

コレ読んでワハハと大笑い!私がエックスサーバーのユーザであることは、ネームサーバの設定で判別したんだろう。ムロン、私はユーザーだ。

恐らく、10円で取得したドメイン、みんなのネームサーバの設定を確認したら、多くの人はエックスサーバーだった!そこでエックスサーバーと比較するメールを送ってきたんだろう。笑えるのだ。

メールの内容は、いかにエックスサーバーよりお名前SDが優れているのかがくどくどしいほど書かれている。面白くないので省略。

 ・大容量
 ・ドメイン無制限
 ・サブドメイン無制限
 ・メールアカウント無制限&ウイルス駆除無料
 ・安い


 以前では考えられなかった高いスペック。実に5GB=1,050円/月の安さ。安いサーバーをチマチマといくつも契約しているよりもずっとお得なのだ。

 エックスサーバーはこの分野で、急速に成長した。「お名前SD」はいわば後発。この世界、後発サービスは「同じ値段で高スペック」か「安い値段で同スペック」となるのはある意味セオリーな事でもあり、エックスサーバーより優れているというのは当たり前。

 お名前SDは私も良いと思ったけども、契約しなかった。当初使用するドメインは3個程度を見込んでおり、さほど高いスペックは希望していなかった。何より、サポートはかなりレスポンスが早いということで、エックスサーバーに決めたのであった。利用して1年以上経過するけど、運が良いのか大きな障害に見舞われたことはない。

 それはそうと、当初3個程度のドメインを想定していたのに、今ではほぼ全部、40個近くのドメインがエックスサーバーに向けられている・・・これも「お名前」キャンペーンのおかげ(笑)

 高いスペックはHPでご確認いただきたい。
 お名前SD    →詳細
 エックスサーバー →詳細
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2009年10月09日

ドメイン1個10円。いったい何個取らせる気なんだ?お名前ドットコムのキャンペーン

 お名前.com10周年記念。infoドメイン1個10円キャンペーンというのを時々やっている。

 一か月前から数回。今日、3回目が終わったんだけど、今日からまた13日まで同じキャンペーンをやるらしい。
infoが欲しいかどうかはともかく、安い値段で少しでも多くのドメインをキープしたい人にはうってつけのキャンペーン。

 お名前10円キャンペーン →詳細

 私の推測だけど、「お名前SD」というマルチドメイン無制限のサーバー「お名前SD」(30GB・1575円/月)の契約がかなり取れたのではないかと思ってる。

 infoドメインレジストリは時々無料でレジストラへドメインを販売するキャンペーンを実施してるんだけど、それでもレジストラはICANNに、ドメイン1個あたり約20セントを手数料として支払わなくてはならない。そこに加え決済手数料がかかり、実質的な持ち出しとなる赤字は恐らく10〜30円になると思われる。

 ではどうして赤字でも成り立つのか?やはりサーバの契約が取れてるんじゃないだろうか。下手な広告を打つよりも、効率が良かったに違いない。だから、10個取った何人かの中で、サーバの契約に至る人がいればOK!

 よく考えられたキャンペーンだなと感心。

 お名前10円キャンペーン →詳細
(※キャンペーンは 10/13 18時まで)

 マルチドメイン無制限ならX-server(5GB・1050円/月)も有名。 →詳細


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2009年09月21日

ヴァレンティーナ リシッツァの芸術(1)

YouTobeを徘徊していると、ときどき、とんでもない"掘り出しもの"に遭遇し愕然とすることがある。

日本のクラシックの世界は、音楽家や楽曲に対する評価が商業主義的に偏向してしまったために、私たちは限られた情報の中で翻弄され、本当に良い音楽を聴く機会が今まで失われていたんじゃないかと思うんだけど、みなさんはどう思う?

たとえば、ブーニンブームなどは恒例だろう。カッコ良くて人気が出てきたら各メディアはこぞってフィーチャーし、関連書籍、CDなどでひと儲けしようとする。断っておくが私はブーニン氏の演奏は素晴らしいものだと思っている。本当に良いと思うなら、一時期だけのブームでは終わっていないと思うのだ。

言いだすとキリがないのでやめとく。

最近マイブームなのが、ピアニストのヴァレンティーナ・リシッツァ「Valentina Lisitsa」。
レパートリーはリストやラフマニノフなどの難曲が中心。高い演奏技術が求められる曲でも、繊細さ、しなやかさを十分に兼ね備えたヴィルトゥオーゾ。
半年ほど前に来日していたが、再来日を期待したい。
数回にわたって紹介したい。

ラフマニノフの第1協奏曲の第1楽章カデンツァ部分の練習と思われる動画


ラフマニノフのピアノ協奏曲は、第2番と第3番が突出して有名なんだけど、第1番も変わらないくらい、いいなと思ってるのは私だけだろうか?「作品1」なんだけど後年繰り返し修正が加えられているので、もはや「若かりし頃」の面影は薄いんだけど、ロシア風味の抒情性がたっぷり含まれている傑作だと思う。ピアノパートだけ演奏してる場面というのは、ちょっと珍しい映像だと思うのでピックアップした。
リシッツァが、どれだけ音色を大切にしているのかが、よくわかる。

ヴァレンティーナ リシッツァの公式HPはこちら
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